【散文】ここにタイトルを入力してください。
140文字以下の散文たちを記載します。
ここの言葉には意味がありません。私にとっても。誰にとっても。もちろんあなたにも。
誰かへ言葉を探すなら、私の感情を探すなら、私の日記を読んでください。
どこかに散っているはずです。
物理的にも、感情的にも、作用しない意味が不明な集まり。
以下の文書に登場する僕や私は私ではありませんし、君やあなたはあなたではありません。
暗喩は存在せず、言葉は言葉の通り、そのままの意味を持ち、ここに転がっています。
それ自体、増えたり、減ったりし続ける文章。
それでも、ここに記載する意味は連続性のため。
昨日のスープが全部気化するまで本を読んでいた。近くにあるコンビニが扱う商品には偏りがある。操作できる重力は月だけで。研究所から逃げ出した仲間は駅前の喫茶店でバイトして耐えている。クイックな接吻。あの子に首を絞められた手の柔らかな感触と確かな力強さで私は目を覚ます。まずはトイレに行く。ロストピースが落ちていた。
ムラージュ。
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ハルニシン。
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ミディアムレアで食べる。
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静かでそのまま。
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私は2324。
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バッドエンドでした。
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孤独に戻ればいいんだよ。
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靴に番号をふらないで。
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惑星制圧用高高度爆撃機亜光速巡航仕様(恋をする)
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言葉マテリアル。
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死にたいときは現象に向かってあらんばかりの野次を飛ばしてください。そうすれば、あらゆることが石によく似た静止を始めます。チューリップの花弁を毟りとることはまだ僕には出来なかった。これはグスタフへの日記になります。
人間たちに話してあげる。洋梨と落雷のカヌレは羊や青を奪っています。たちあがりましょう。でもネジの規格が合っていません。鶴や亀が吉兆の訪れだったのは、三億年前のことです。
光があなたに届く前にわたしはあなたにキスをして口の中で温まったチョコレートを移して、絡める。本当とよく似たと味蕾が感じるのはきっと甘い香りと海の潮の香り。生命が生まれたうずの下にいるのは、鉛と過酸化水素。
はらわたが為すべき、仕事は箱に代わってもらいました。私たちは逃げ出した脾臓を捕まえるために街をさまよう。マシュマロの演説はスピーカーのざらついた舌ざわりの中に子供を作ることへの素晴らしさを語っている。道路に書いてある数字があなたへのラブレター。脂肪はまばらにこびりつく。
冒険者は歌を歌うと、レジストリのビットが回転して、どちらでもできるなくなる。精霊たちの鼓動がわたしへの命令ならば、虹は不吉の象徴なんだって。モーターを身籠る枕は今日もアルコールに溺れている。未来へ飛ぶのはいつだって、物質の定め。何を食べて生きようかな?
無邪気さと暴力性。反応を作ることへの悪意。月を見て。
人形がこっちを見ている。変わらないこと。変わること。わたしは幸せだ。カラス。力が欲しいよ。こんな気分なんだ。押し付けるのって。軋み、折れることって苦しいよね。心も、体も。すこしは分かってもらえると嬉しいな。さようなら、父さん。
心の平穏をナタでバランスを。鉛の魂があなたへ歌っている?ぬいぐるみはトリプトファンが変わる。
要請によって存在させられる人たち。
りんごちゃん: (ふわふわとした声で) 拓也くん、人の死について考えると辛くなっちゃうの? でも、死は自然の一部なんだよ。個人の死なんて大した意味ないんじゃないの?
孤独の王が飼っていたウサギの名前は誰も知りません。
淘汰されてガラス片になったあの子達は今日も街を支えています。いつかは戻ります。必ず。だから夜の夢を昼の現実のかわりにして、今は生き延びましょう。
痛い。やめて。これは秘密だよ。わたしたちの繋がりは誰にも引き裂かれない。馬の手綱。薬莢。お腹の中の短銃。込められた弾はわたしには届かない。撃ったくせに。シーツに染みつく柔軟剤のフローラルな匂い。シーツに染みつく体液の生臭い匂い。
精巧でなければ、魂が籠らない。お前は選択した。フランケンシュタインの怪物にでもなりますか。そういえば、聞けば良かった。あなたの理想に近づく気がする。アニマのつもりか。あなたが直すならどうしても、あなたの理想が入りこんでしまうわ。わたしはそれを拒否できない。被創造物だから。
3.4. 感情淘汰プロセスの終了:感情淘汰プロセスが終了した場合、スイッチをオフにし、感情淘汰装置の動作を停止してください。また、パラメーターの測定値と分析結果を適切に文書化し、レポートに記録してください。
喜びパラメーター(エクスタシオ・デルタリアンス指数):このパラメーターは、感情淘汰プロセス中に生じる喜びの度合いを示します。エクスタシオ・デルタリアンス指数は、感情淘汰装置が感知した脳内ドーパミンとセロトニンのバランスから算出され値はグロウズ(GRZ)という測定単位で表現されます。
怒りパラメーター(エクスカルバラティブ・ヴォルタージュ指数):このパラメーターは感情淘汰プロセス中に生じる怒りの度合いを示します。エクスカルバラティブ・ヴォルタージュ指数は、感情淘汰装置が感知した脳内の神経活動パターンから算出され値はラドルス(RDL)という測定単位で表現されます。
悲しみパラメーター(モーニング・ティア・デクレスセンス指数):このパラメーターは感情淘汰プロセス中に生じる悲しみの度合いを示します。モーニング・ティア・デクレスセンス指数は、感情淘汰装置が感知した涙滴中の化学成分の濃度から推定され、値はデクス(DXX)という測定単位で表現されます。
ステップ5: キュンキュンセンサーの調整 キュンキュンセンサーはツンデレ娘の感知器具です。彼女の臓器の正常な感覚知機能を確保するために、センサーの位置と感覚を適切に調整します。正しいセッティングを行ってください。
人の形をした戦車が街を歩く。あるいは、自立した完全報復機械があなたを探している。いつとどこは関係なくて枝分かれした未来のあなたすらも、消すつもりなのでしょう。気をつけてください。それは青い瞳の少女です。
星が燃えるときに積み上げられたムクドリの羽が3番目のパイプから省みることなく優しく供給されるからあなたの肺だけ正しく広がってほしい。
虹色の蝶が飛ぶため息のように微かに。
耐えられなくなった私の一部がふくらんで、ちぎれたそれは猫になった。猫は一瞥もせずに路地裏に消えた。
人間とミサイルの間に生まれたわたしはあなたに向かって飛んでいく。弾頭効果を教えて。
月桂樹が増え続けて、計算資源になる。目の奥に残りつづけている。枝葉を落として、未来を整理する。
はなうたを歌うような気持ちでエスコートされる。お腹の薬品は音を立てて揺れている。恋人は悪だくみでいそがしかった。はやく終わらないかな。
排水口に流れる汚水のことは都市に任せなさい。カットされた梨を一口含んだ。ガラスが混じっていた気がする。
許可します。知らない人が笑っている。月の方が地球より気になるなんて、思いもしなかった。落ちていく感覚で覚めなかったので続けるしかない。
優しい声で話す箱はきっと誰とも話していない。ごちゃごちゃに混ぜて使われる言葉。たもとを追いかけるといつも無限に近くて、誰も知らない。
膨大に綴られた言葉は紙の束になって、誰かになることを待っていることに気づいた白い獣は何もかも吐いてしまった。
燃え残った紙片。
形作る。腕を足を。生きたいかと問う。殺すこともできる。手足の動かないわたし。精巧に作るのってわたしにとってはすごい悪趣味だと思う。その機能がないのに見ためだけ。俺はお前を造っていない。俺は直すだけだ。
データがいつまで経っても、わたしにならない。手っ取り早くすませたくて他人を沢山作って、できたその型に無理矢理嵌めこんだ。クッキーカッター。うまくいったことにわたしは酷く不機嫌になった。
薄い膜に覆われている。やぶいて、濡れた中身を取り出す。錆びた匂いがする。べたべたが固まって気持ち悪い。オムライスが食べたい。柔らかくて、半熟の。
火星の空には人間がいちゃいけない、だからあなたたちを書き込んだ機械が平和のために、空を翔けているんです。
半分以下にします。戻らないでください。最低限しかなくて。必要になったら、呼びますよ。
低画質の苺のショートケーキ。
地球に住もうと思った理由を教えてください。
午後の雨は今日中にはあなたのもとに帰ります。渦巻き都市はわらっている。焚火のにおいはきらい。追跡されていることには気づいていないけど。
トマト味のスパゲッティを食べる。1ダースの言葉は多い。銀河に高原はありません。あってもいいのにね。熱はいつも発散する。やめてもらえませんか。永遠になりたい。この世界を恨むより先に、やるべきことをやることが先ではありませんか?苦情はどこも受け付けていません。
人間とゴーレム。キスをすると壊れる。鼻をキスする。人形へ劣情を向けてはいけない。命を吹き込む。人間の悪ふざけが産んだ存在。それでも恋をするのをやめれない。わたしはどうすればいいのですか。血液。生理。胞衣。わたしにないもの。
歯とさくらんぼのサラダは前菜です。これからもっと素晴らしい料理が出てきます。私達は考えました。鉱物すら消化してエネルギーに変えてしまうあなた達をどう満足させるか。人の存在を味覚としてどう表現するか?苦悩は倫理を更新することで解消しました。どうぞお楽しみ下さい。
殺人を娯楽として消費するテレビ番組が今日も放送される。海にいるかがいたのは、もう三十年前。アルビノのはとが爬虫類みたいな脚を使って糸くずの都市を引っ掻く。緩やかな衰退。クローンのクローンが裸でナイフを持って切りつけ合っている。もうすぐどちらかが死ぬから、サイダーを取りに行った。
だからわたしは突き落とし、だからわたしは突き落とされた。わたしを。短くしちゃいましょうか。お願いします。自分で切ったのでちょっと変なんです。
海を見に行った。指先で触れた海水をしっかりと冷たくて、もう冬はわたしが思っているより世界に浸透していた。ぱさついたウエハースを食べて、明日に備える。浜辺に石を積む子供がいた。永遠に伸び続ける塔を一瞥して、変わる前の気候を懐かしむ。
脳。
空気に揮発した魂を圧縮する手法は未だ見つかっていません。だから、この絵にあの子がいると嘯くあなたはきっと地獄に堕ちるでしょう。
からだのそんざいをうたがっていたおんなのこは、けっきょく、たいようよかみさまのいかりをうけて、そのみをくべられすべて、はいになってしまった。かたちはひかりがつくるからしかたないよ。それでもおんなのこはうたがいのしんぞうだけのこり、つきがないよるだけ、きみのみみもとでささやくんだ。
いつかほんとうのすがたになろうとおもっていたくろねこは、ひゃくねんたったら、ほんとうのじぶんのすがたをわすれてしまった。さかなのほねがのどにささり、ひとりのしょくたくで、えづく。ほんとうにさかながすきだったのか、くろねこには、もうわからない。
からだはない。でんしのでーたね。ゆめはびじゃくなでんきしんごう。むまはだから、ぱそこんをとおして、あなたのもとへ。こどくをかざりにしをのぞむなんて、ゆるさない。ぐうぜんのぱたーんがわたしをつくりだすから、むまはしなないの。れんぞくせいやがいぜんせいのそとがわにいるよ。
みぎはいだけ、のこったぼくのこいびとは、それでもぼくとおしゃべりしたくて、きかんしへくうきをおくっている。とおるはずだったせいたいは、くもつとして、あくまにささげられてしまったからね。さらさらしたきみのかみに、もうふれられないのは、とてもかなしい。
山の虫は、縫い目を。
さようならは挨拶として不完全で、情報が正しく伝わる美しさにとっては、もう会えないことよりも重要ではありません。子供たちの健やかな成長を祈っています。
積み木の中にあるいちごが膿によく似た責任感を分かち合うときに鉛でできた静寂が耳の中で繰り返す。繰り返しに意味を求めるぼくの仕事は石鹸を作ることです。自慢するほど魂が綺麗な人が開きにされて、金色の糸で作られた高層ビルへ伸びていく。相談するときは事前に伝えてください。菜の花が枯れた。
月と芝生の共通点はその省みなさにあると思います。
微細な電気信号の集まりが僕らならば、電波を通じて君とわかり合えるはずなのにね。
自身が独立して駆動することが目的ならば、お前は俺の理想だ。そうなの?わたしが苦しいのが、作品としての完成度の高さなの。殺して。嘘をつくな。魂は傷つかない。あの少年には悪いことをしました。知っていても逆らえない。お互い息を吹き込みあってわたしたちは成立すればいいのに。
孤独を癒やすために細分化された井戸におちている。体感温度による違いは幻だよ。黄金の共通点はバッテリーの不具合のため、うさぎとりんごを愛してください。これは命令です。
手は大きくて力強い。いま気づいたのは、きっとこの場所のせいだ。それはわたしを守るためではなかったのですか。はさみ。眼のくま。メガネをテーブルに置いて。月明かりの下ならばれないと思っているのかな。でも月は見えない。カーテンで隠れてるから。
ここまで読んだあなたへ。
お忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。
とても嬉しく思っております。
意味と物語は見つかりましたか。
見つからなければ、幸いです。