0048:ボイチェン模索

 これまで二十数年間、公務員として勤めてきた。つまりサラリーマンで、与えられた役割を果たすことで給料をいただける点で安定していた。公務員を辞めるということは、その安定を捨て、自ら生計の道を開拓しなければならないことを意味する(ウィズコロナの時代にねえ)。司法書士がその道として目指す先なのだけれど、なれる保証はなく、なるために必要な期間も読めない。五人家族を養う立場としては、一点集中のメリットと引き換えにリスクを負うか、並行して他の選択肢も模索すべきか、迷うところだ。

 ただ、独立する以上は何かしらのセルフブランディングは必須となる。このnoteもそのひとつではあるが、加えてyoutubeにも手を出そうかと思っている。しかし、当面(最低でも公務員を退職するまで、できれば司法書士試験に受かるまで)身バレを避けたい。画像はどうにでもなるとして、問題は声だ。知人が聴いた時に一発で分かるようでは困る。

 ということで、ボイスチェンジの手法を探索し始めた。Adobe Auditionでピッチ補正をするのが一番簡単で、家族に聴かせても私の声とは分からない程度には加工できた。ただ不自然な感じは残る。ボイスロイドはテキストデータを用意しなければならないので、手間がかかりすぎる。ハードウェアボイスチェンジャーはどうだろうか、とあれこれググるうち見つけたのが次の記事だ。

誰でも美少女ボイスになれるのか? おじさんがローランド「VT-4」を使って分かったこと
https://www.phileweb.com/review/article/201903/15/3352.html

 ハードウェアでボイスチェンジするとレコーディング一発で加工は不要になる。しかも、え、その気になれば女性の声もできるの? まあ「Fさん」はおっさんキャラなので需要はないのだけれど……ちょっと興味あるな。

■本日摂取したオタク成分
『異種族レビュアーズ』第6~7話、最初は引いたけどいつの間にかこのくだらなさがクセになっている自分がいる。これは、あれだ、昔『おるちゅばんえびちゅ』1巻発刊時に書店店頭で(かわいい話かな)と購入し、帰宅して読み始めて(なんだこれは!)と腹が立った筈なのに、いつのまにかクセになって続刊もずっと買い続けた経験を思いだすな。『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』第6話、コメントなし。『大魔法峠』第1~2話、懐かしい。といっても発刊当時のコミックスを読んだだけでアニメは初めて。なかなか忠実なんでないかな。『麒麟がくる』第31話、すごく厚みのある回。

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