1064:SUITSの世界
今日は伊藤塾主催の大手弁護士事務所業務説明会をウェビナーで視聴した。多数の弁護士を擁し企業法務を中心に扱う大手事務所、まさにアメリカドラマ「SUITS」の世界だ。説明者の若手弁護士たちは一流大から在学中に司法試験に合格して弁護士になった人が多く、クリエイティブな業務内容からも、斯界の最先端を垣間見ている思いがした。
私は学生時代は人文系の専攻、法学を含む社会科学には見向きもしなかった。公務員試験を受けるときにテキストを一瞥したくらいで、県庁に就職してからも十年くらいは法律から逃げていた。それでも実務経験を重ねる中で、法律の解釈と適用の問題は現実の課題に向き合う時の制限でありかつ武器として、その存在は大きかった。やがて内地留学で行政法を専攻し、極めてニッチな修士論文執筆を通してその分野についてはしっかり考えを深めることができた。ふたたび実務に戻ると、あとは応用問題。国保審査会担当として行政救済法(改正前)、消費者行政担当として消費者法と契約周りの民法(これも改正前)と向き合った。しかしそれらはあくまで実務で直面する事案解決に必要な範囲内であって、体系的に学ぶことはなかった。県を早期退職して家業の合間に法律の勉強を始めたのは3年前。それもなかなか根気が続かず(登記周りメンドイ……)、昨秋気分一新で予備試験の勉強を始めたところだ。アラカンの私に残された人生でどの道が開けるのか、その先の事も今は混沌としている。
今年予備試験をお試し受験するけれど、全ての科目の学習はおそらく追いつかず、文字どおり雰囲気を味わう「お試し」になる。ひとまず先ほど受験予定地の宿を押さえた。
弁護士や司法書士の知人は十人を超える。県庁同期で早々と退職して法科大学院から弁護士になった人もいるし、法科大学院卒で三振して県庁に入った後輩もいた。彼ら彼女らは、こうした勉強をして来たのだなあ。
--------以下noteの平常日記要素
■前回以降の小説進捗
【やくみん第2話現在5,495字】
進捗なし。
■前回以降の法律学習ラーニングログ
【学習時間0h00m/リセット後累積91h55m/リセット前累積330h42m】
朝起きたら予想以上の積雪で自宅前雪かき、実家に移動しての雪かきと慣れない力仕事でお疲れモード。よってノー勉強デー。
■前回以降摂取したオタク成分
アニメ見かけたところでウェビナー10分前の通知が鳴って視聴取り止め。つまり今日は接種ゼロ。
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