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0046:知的環境の中で暮らすことの価値
「0040:家族会議」で言及した、家族に読ませた以下のブログについて、その趣旨をもう少し詳しく説明しておきたい。
日本から捨てられた土地で生まれて
https://anond.hatelabo.jp/20201026003439
中卒・高卒ばかりの家庭・地域に育ったブログ筆者は、勉強が好きな変わり者だった。東京の大学に進学して、一流大学の友人と接する中で、彼らと自分の知的環境が圧倒的に違っていたことに気付く。そんな内容だ。是非多くの人に読んで欲しい。
我が家は公務員一馬力に妻と子供三人の合わせて五人家族。裕福ではないが、一定のお金は「趣味」に費やしている。私の最大の趣味は読書で、ジャンルは文系に偏っているけれどかなりの蔵書量がある。テレビはアニメとドラマを除くとドキュメンタリーを観ることが多く、子供たちも自然と一緒に観ていた。学生時代のパソコン通信以来ネット歴は三十年、今も家庭内ではIPV6で常時接続環境を整え、皆がそれぞれの端末でネットに接続できている。
家族は誰も意識していないと思うけれど、この知的環境は我が家の最大の財産だ。父親が趣味人だからこそ家庭内に揃えられた「整理された情報の山」、子供らはそれを当たり前に享受して大きくなった。それは、少なくとも知性を(そして一定の感性を)育む点で、大きなアドバンテージとなっている筈だ。
私が来年3月に公務員を辞めると、最小限の家業収入のみとなり、年収が1/7になる。司法書士試験に合格するまでの期間、合格後も司法書士・行政書士として収入が安定するまでには一定の期間を要するだろう。それはつまり、今の知的環境がいつまで維持できるか分からない、ということだ。
子供たちには、知的環境という無形の財産から、今のうちに存分にいろいろなものを吸収して欲しい。それは人生の可能性を開く鍵だ。そう思って、そのことを見事に表現している上記ブログを読ませた。さらっと、しかしストレートに解説したけど、伝わっただろうかなあ。
■本日摂取したオタク成分
『ダイの大冒険』第4話、うろ覚えだが「ふふふ、まだ私を魔王というのか。私よりもっと強いお方がいるのだ。その方の名は大魔王……」というところで家族一同爆笑。熱血回の筈なのだが。『アクダマドライブ』第4~5話、これはいいテンションを維持しているね。『ゲゲゲの鬼太郎』第31~32話、前者は小豆洗いたちの話、笑えてほんのりええ話。普段興味を示さない妻が冒頭で観て笑って最後まで観てた。