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0910:オタク心にドストライク『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』
我が家はオタクの館である。
私と妻は昭和の末に大学の文学サークルで出会った。二人とも小説だけでなく漫画やアニメも大いに読んでいた。そんな二人が結婚し、子供を授かった。当然子供たちは両親のオタクパワーを浴びて成長することになる。三人とも見事にオタクに育っている。ジャンルはそれぞれに違うが、それでいい。オタクとは、同じ創作物を同じように愛でるものではなく、自らの魂の響くものを愛でるものだからだ。
4月に入り今期アニメも新しいものがいろいろと始まった。続編モノを含めて良い作品がいろいろありそうで、おらワクワクすっぞ。
で。本日観たもののひとつが『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』第1話。予備知識は何もないが、タイトルから期待に満ちて観始めた。そして、期待を大いに上回る出来。
未来ではなく、2011年という過去の、しかし現実とは違う世界線の秋葉原。主人公はオタク革命軍のオタクヒーロー、敵は監獄要塞ビッグサイト。ね、設定はいちいちクダラナイ(褒め言葉)。そのクダラナイ設定でのドタバタバトルを、高いクオリティのアニメーションとして仕上げているのだ。中野ブロードウエイが出てきて「これもオタクの聖地だよなあ」といったら妻が「違う、中野はオタクではなくサブカルだ」「オタクではなく、サブカル」「そのふたつは違うでしょ」「うん、まあ、なんとなく分かるよ」というオタ会話を交わす(妻は馬骨=平沢進ファンなので上京すると中野ブロードウエイのメカノを目指すのだ)。アナーキーちゃんが叫ぶシーンで一瞬口の中に何かが見えて、巻き戻してコマ送りすると三コマだけ喉奥にキャラが顔を出していた。こういうのも昭和のオタクがジョグシャトル付きビデオデッキで楽しんだ仕掛けだよね。
てな感じで、もうオタク心にドストライクな第一話に魅了された。こんな風に父ちゃん母ちゃんがキャーキャー嬌声を上げているのを、一緒に観てる高三の三男君はどう思ってるのかな。
--------以下noteの平常日記要素
■本日のやくみん進捗
カクヨムで第一話(41)公開。うーん、ドラフト段階で弱いなあと思っていた箇所だけど、今回も微修正くらいで十分な改稿はできなかった。充の心が深網社に傾いていく場面だから、しっかり説得力を持たせないとダメなんだよ。今はダメ。哲さんと二階堂の電話の後の場面で補強できるだろうか。まあ一旦カクヨムに第一話ラストまで載せてから、じっくり見直すか。
■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積327h35m/合格目安3,000時間まであと2,673時間】
講義動画流し聴き、勉強時間に含めず。
■本日摂取したオタク成分
『賭ケグルイ』ドラマ版第8~最終話から2nd season第1~2話、やっぱ夢見弖のエピソード辺りから人間ドラマとしての襞が豊かになっていく感じがするね。『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』第1話、ひたすらパワハラ会議。でも息を呑む。凄い演出力だなあ。『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』第1話、上記のとおり。『私の百合はお仕事です!』第1話、あんまり観てなかったけど、これも予想を超えてきた感がある。あとでもう一度見直そう。