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0263:住民税告知書が来ったぞー!(ポンポさん風)

 市役所から住民税の告知書が届いた。正式には「市民税・県民税 税額決定・納税通知書」だ。その金額に大いに意気消沈したので、せめて標題くらいは元気にポンポさん風で付けてみた。

 住民税計算の基礎は所得税情報だ。確定申告が終わると所得にかかる国税データが市町村役場に回付される。その情報を元に、居住自治体が一年分の住民税額を算出して課税、6月から翌年5月にかけて徴収する。言い換えれば、住民税額は前年の所得に基づくわけだ。

 と、いうことは、だ。サラリーマンが退職(定年であれ早期であれ自己都合であれ)すると、給与収入が失われた初年に前年の給与収入を基礎とした住民税が課されることになる。

 私がこれから一年間払うべき住民税の額は──35万円あまり。ひいっ。

 これまで27年間の公務員=サラリーマン生活では、住民税は特別徴収つまり給与から毎月天引きされていたので、あまり意識することがなかった。給与明細を確認すると毎月3万円あまり引かれていたので、これまでも年間そのくらいの額を払っていたわけだ。4月からは家業から給与が出ているけれど、特別徴収義務の例外(給与支給対象者が2名以下)に当たるため、当面は普通徴収つまり直接納付する必要がある。そのため、今回人生で初めて住民税告知書を受け取ることと相成った。

 その仕組み自体は知っていたし、家業の提出書類で特別徴収をしない申告をしていたので、事柄は覚悟していた。ただ、これまで固定資産税を口座自動引き落としで払っていたので、住民税もそうなると期待してたのだが、残念ながらそうではなかった。一応市役所でその辺りを確認し、あらためて住民税の口座引き落とし手続を行うこととした(一期は間に合わないので分納二期から)。書類書いて窓口に行くのは面倒いなあ、と思ったら、今時はwebで手続が可能だった。マイナンバーカードもネットバンキング設定も不要、個人情報と口座番号と暗証番号の三点の合致であっさり完了。まあ、銀行と役所のお堅い組織同士だからなのかも知れないけれど、なんとも便利な世の中だ。

 今年の収入は、退職金を除けば百万円台(家業のみ)の見込みだ。その中で35万はでかい。ちなみに退職金にも住民税は発生しているが、それは退職金支給時点で天引き済みだ。また、来年以降の住民税はぐっと減る(もしかして非課税?)筈。でも、しっかり納税できるだけの収入を得ることを目指したいね。

 以上を踏まえて、早期退職を考えている公務員・サラリーマン諸氏に告ぐ。収入激減のタイミングで一年間高額な住民税に堪え忍ぶ必要があることを、念頭にとどめ置かれたし。あと、社会保険関係とか、健診費用とか、これまで意識していなかった新たな負担の可能性もね(以前書いた↓)。

■本日摂取したオタク成分

『WORKING!!!』第12話、おおー、物語の結末に向けてワグナリアに大きな変化が訪れようとしている。『Vivy』第12話、うーむ、クライマックス。次回最終回、一週間が待ち遠しいぞ。

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