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観光学部生インタビューvol.5|みほたくん|観光学科3年

こんにちは!立教大学観光学部3年の江上ふくです!

今回は、「観光学部生インタビュー」の第五弾。
協力してくれたのは、観光学科3年のみほたくんです!

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=========profile=========
名前:みほたくん
出身:埼玉県
所属:観光学科3年(2020年度現在)
ゼミ:庄司ゼミ
サークル:HEARTS
好きなこと:音楽鑑賞・テニス

theme1 観光学部について

Q1 最初に「立教大学 観光学部 観光学科」を選んだ理由を教えてください!
僕は、高校1年の模試で志望校を記入するとき、立教大学に観光学部があることを偶然知り、面白そう!と興味を持ちました。その後、大学のパンフレットを見て、観光学部は様々なことを幅広く学べるという印象を受け、ここなら自分がやりたいことを見つけることができると思い志望校に選びました。

また、高校の友達のお兄さんで立教の人がおり、高校時代から立教の話やGL*の話を聞くことがありました。どの学部でもGLを履修できると聞き、他学部の内容を学べることに興味を持っていました。

*GL(ジーエル)
グローバル・リーダーシップ・プログラム(立教GLP)。通称GL。
入門科目であるGL101では、企業から示される課題解決のためのビジネスプランを作成する中で、リーダーシップの多様性や発揮方法について学ぶ。
https://ghrd.rikkyo.ac.jp/program/GLP.aspx


Q2 時間割を見せてください!  
時間割のこだわりポイントを教えてください!

(3年秋学期)

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全カリの授業を選ぶ際には、自分の興味があるものを選択するようにしています。3年秋の全カリには、僕が中学生のときから興味を持っている生物学に関する「生命の歩み」と「行動の科学」という授業を履修しました。

また、観光学部の授業を選ぶ際には、興味があるものだけでなく幅広い分野の授業を履修するようにしています。僕の関心が強いのは経営学ですが、経営についてはゼミでも学ぶことができるため、通常の授業では他の分野のものを積極的に選ぶようにしています。


Q3 これまで履修した中で一番印象的だった授業はなんですか?


「ガストロノミー(美食)と観光」という授業が面白かったです。
この授業の中で、先生がお話しされていた

ー食事に高いお金を払っても、満足できていたら正しい使い方だよね
ー食べ物に高いお金を使えること自体、幸せなことだよね

という考え方にとても共感できたのが理由の一つです。
旅の目的の上位に食が挙げられますが、「食欲」が観光の目的になることもすごいなと感じます。

また、レポートを書くときダン・バーバーの『食の未来のためのフィールドノート』という本を読みました。エシカル(倫理的)な食材の調達に力を入れているシェフの方が書かれた書籍で、この本を読んだことで、サステナビリティに関心を持つようになりました。

▼2020年度シラバス「ガストロノミー(美食)と観光」

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theme2 ゼミについて

Q4 所属しているゼミと、選んだ理由を教えてください!

僕が所属しているのは、庄司ゼミです。
1年春学期に履修したGLを通じて、ビジネスや経営をより詳しく学んでみたいと思ったことや、切磋琢磨できる仲間に出会えると思ったのが選んだ理由です。

ゼミの中心的な活動はビジネスプランの作成です。
僕はGLを通じてビジネスプランを作ることの大変さを感じていたため、このゼミに集まってくるメンバーはモチベーションが高い人が多いと予想していました。
また、先生がビジネスを行う上で一定の語学力が必要と考えており、2年から3年にゼミを上がるためにはTOEICのスコアが700点以上必要です。
学習意欲が高く、様々なことに挑戦しているメンバーばかりでとても刺激を受けます!

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〔小田原でのフィールドワークの様子〕


Q5 ゼミではどのようなことに取り組んでいますか?

毎年、庄司ゼミでは2,3年混合で5~6人のチームを作り「キャンパスベンチャーグランプリ」という大会に向けてビジネスプランを作成しています。
毎年、ゼミ合宿は志賀高原で行い、合宿中はホテルにかんづめになり深夜(時には明け方)までビジネスプランを考えます。

昨年は、観光客の一極集中(オーバーツーリズム)に問題意識を持ち、旅の「寄り道」を提案するアプリ『頼道-Yorimichi-』」を提案し、東京大会で4位の「りそな銀行賞」を受賞しました。
一人一人の考えや思いをぶつけ合って本気で取り組んでいるからこそ、受賞した際はやり切った、報われたと感じとても嬉しかったです。

今年はコロナ禍で関心が高まった「移住」をテーマとし、移住のミスマッチやそのハードルを下げるためのプランとして「KEIJU -継業を用いる移住支援サービス-」を提案しました。全てオンラインで進めなければならず大変なこともありましたが、自分の成長を感じられることも多く本当に楽しかったです!

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〔昨年のキャンパスベンチャーグランプリ表彰式の様子〕

▼受賞に関する記事(立教大学HP)https://www.rikkyo.ac.jp/news/2020/01/mknpps0000012kmi.html

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theme3 大学生活について

Q6 大学生活で印象深い思い出やエピソードはありますか?

一番はやっぱりゼミです!
昨年一緒にビジネスプランを考えた先輩と今でも親しくしており、その繋がりから就活サポートの団体に関わるようになりました。同級生だけでなく、年上の先輩で尊敬できる人と出会えたこともゼミに入って良かったことです。

本当に自分の大学生活は充実していると感じています。
高校生までは自分から色んなことにガツガツ挑戦することはできませんでしたが、大学入学前に医学部を目指して浪人する友達に「もっと貪欲になれよ!」と言われたことが心に響きました。その言葉のお陰で、大学では「自分が興味を持ったことはやろう!」と本当にやりたいことに挑戦できたと思います。


Q7 大学在学中に挑戦したいことや将来の目標があれば聞かせてください!

今年、オンラインでビジネスプランを考える中で、リーダーとして仲間の力を引き出しきれなかったと感じ、仲間の力を引き出せるリーダーシップに憧れるようになりました。
今は就活支援の団体で支援を受ける側ですが、自分の就活終了後は運営側として関わりたいと考えています。その中で相手を理解する力やコミュニケーション能力などを勉強し、学んだことを将来の仕事にも活かしたいと思っています!
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観光学部を考えている高校生へメッセージ

僕は日頃塾講師をしているので、高校生の多くが大学選びに悩んでいるのはよく分かります。
大学を選ぶときに大切にしてほしいことは「自分らしい」選択をすることです。やってみたい!面白そう!と自分の心が動く方向に進んでいければ、最後には自分らしく生きたと言えると思います。
どの学部に入っても少しでも興味があるものを見つけ、その興味を育てていければいいと思います。

あとは、受験勉強をやり抜いてほしいです!
僕は受験まで何か一つに向かって努力した経験がありませんでしたが、何となくで大学に進むのは嫌だと思い受験勉強は本気で取り組みました。
どれだけやっても後悔は出てくると思いますが、受験勉強は内面的にも成長できるので、是非最後までやり切ってほしいです。応援しています!

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編集後記

ここまでお読みいただきありがとうございます!
今回で5記事目になった観光学部生インタビューでしたが、いかがだったでしょうか。
協力してくれたみほたくん、ありがとうございました!

この観光学部生インタビューをする理由の一つに、私自身が他のゼミの活動を知りたい、という気持ちがあります。

仲のいい友達でも、ゼミで取り組んでいる内容について改めて話すことはほとんどありません。
ただ、実際に話を聞いてみると面白い取り組みをしているゼミが多く、みほたくんのチームが提案したビジネスプランにも刺激を受けました。

ゼミ選びの際、よく重視されるキーワードに「縦のつながり」があります。
これは、学年を超えてゼミ活動に取り組む機会があるのか、
あるいは、卒業したOBOGと接点を持てる機会があるのかを指して使われる表現です。
庄司ゼミは、2.3年混合でビジネスプランを作成するため、「縦のつながりが強いゼミ」と言うことができると思います。


縦のつながりも大切なのですが、それだけでなく、私が提案したいのは「横のつながり」を作ることの重要性です。
観光学部には、異なるゼミが集まり意見交換や活動報告をする場がほとんどないと感じています。
しかし、観光学が学際的であり、ゼミ一つ一つの専門が全然違うということを踏まえると、ゼミ内だけでなく、ゼミを越えて交流することは、観光を多角的にまなざす力をつける上でも重要だと考えます。

色んなゼミが意見を交わし、互いに刺激を受けることで、観光学部での学びはより面白くなると思います。
そのような交流の場を作ることができないか、これから検討していきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!
近日中に、第6弾、7弾も執筆予定です。
他のインタビュー記事も、是非お読み下さい!

【参考までに】
▼HEARTS
立教大学新座キャンパス唯一の公認テニスサークル
https://twitter.com/hearts_rikkyo

▼キャンパスベンチャーグランプリ
https://cvg.nikkan.co.jp/

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