はるカード01 ~SR「桜色のステージ」~
0.はじめに
春香Pのそにっぴーと申します。
唐突ですが、あるとき「ミリシタ春香について語ってる人、もっと増えないかな~」と思いました。でも「増えないかな~」なんて受け身の姿勢では何も変わりません。
ということで、「天海春香のカード」を紹介していく記事『はるカード』を始めてみます。
カードって、私の場合は自分の担当以外だと(自分の担当でも)細かいところまで見る機会がなかなか無いんですよね。そこで、イラスト、カードボイス、覚醒ボイス、覚醒コミュ等々、たまには音ゲーの手を止めてゆっくりと鑑賞するきっかけを作ろう、というのがテーマ設定の理由です。
あ、我こそは『はるカード』という名前を先に使ってますって人。教えてください。死ぬほど謝罪して名前変えます。みなさんは好きに使ってください。
なお、カードの細かい情報やテキストの網羅は他データベースサイトに譲ります。それよりも、魅力や特徴を紹介することを楽しんでいきたいです。
それゆえ主観的な記事になってしまうと思われますが、ご意見がある方は優しく対戦してください。
それでは早速……はるカード、START!!
ある意味、最も「天海春香らしい」カードかもしれない。
1.春香らしさとは?
天海春香。あまみ、はるか。
春香Pはこの名前を見たり、口にしたりするだけで幸せになれると言われています。さあ、ご唱和ください。天海春香。
そんな春香ですが、「春の香り」と書いて春香なわけです。いい名前ですね。ということで上のカードイラストを見てください。満開の桜、淡い青空、制服、爽やかな笑顔……これでもか、というほど「春」の要素が詰め込まれています。これこそが今回紹介するカード、SR「桜色のステージ」天海春香です。私はこの覚醒前イラストがミリシタでいちばん好きです。だから最初の記事に取り上げました。へへへ。
さて、紹介するにあたって「私はなぜこのカードイラストが好きなのか」を考えていました。そしてひとつの回答として、このカードがとても「春香らしい」からではないか? という考えに至りました。詳しく説明していきましょう。
2.春香と「春」について
キーとなるのは、前述した「春」の要素です。「春の香り」と書く春香の名前ですが、ミリシタの触れ合いではこんなエピソードを聞くことができます。
同様のエピソードは他の作品でも語られています(例:箱マスのメール)。名は体を表す。春香にとって春は大切な季節であり、そして桜がその象徴なのです。
その点で、先程の覚醒前イラストはとても春香らしいなと思うわけです。
また覚醒後イラストになると、より桜にフォーカスが当たります。
夜桜の下でライトに照らされているのは、桜を全体にあしらった可愛らしいステージ衣装。通常のSRカードなので、この衣装がゲーム内に実装されているわけではありません。とても残念です。
特筆すべきは、アイドルとして様々な活動をしている春香が改めて「アイドルになれてよかった」と口にしていることでしょうか。春らしいステージに、春らしい衣装。アイドル以前にひとりの人間である天海春香、彼女のルーツである春と桜。そう、このステージは人間・天海春香のアイデンティティと、アイドル・天海春香の魅力が合致していると言えるでしょう。自分自身を全肯定するかのようなステージ、春香がとっても喜んでいるのも頷けます。
まとめると、覚醒前後のイラストで主題になっている春と桜は、春香のアイデンティティそのものであり、また春香自身もそのシチュエーションに大変満足しています。一言でいえば「このカードは、春香らしい」となるわけです。
3.乙女心を弄ばないで!
カードについて少し補足。カードの覚醒コミュについてはちょっと言いたいことがあります。内容としては、春香がプロデューサーにクッキーを作ってくるというものです。これだけ書くとよくありがちなストーリーですが……
春香が作ってきたクッキーを美味しそうにもぐもぐするプロデューサー。カードで描かれているライブについて、春香はちょっと失敗したと話します。それに対してプロデューサーはこう励まします。
春香が練習していたところもちゃんと見ていたプロデューサー。
嬉しくなった春香はこう答えます。
かわいらしい。本当にかわいらしい。
しかし、プロデューサーの返答は……
お前?
おいお前?
なんだァその言い方は……?
オチとしては、「クッキーの話をしている春香」と「ライブの話をしているプロデューサー」のアンジャッシュです。
お仕事のコミュ(春香のライブに点数を付ける際、「さぁ?」を選び、Pではなく客の感想で決めるようにするとパーフェクト)もそうなのですが、悪い意味で一瞬ドキっとする返答をする系のコミュは、なんだか……いたたまれないというか……
今回はアンジャッシュなので仕方ないのですが、春香Pとしてはもっと素直なコミュニケーションを心掛けたいものですね。言い方次第だとは思います。まあその気持ちが画面内のプロデューサーにちゃんと伝わるかどうかはともかくとして、ですが……
以上、なんか初回なのにお気持ちみたいになってしまって申し訳ないです()
他の回では、書いてくれて嬉しかったコミュの話もちゃんとしますので……
不定期でぽつぽつ書いてまいります。もしよろしければお付き合いくださると嬉しいです。ではでは。
4.おまけ:夜桜カーニバル
ここではおまけと称しまして、なんとなくで選んだ他のアイドルのカードを毎回ピックアップしていきたいと思います。
今回紹介した春香の「桜色のステージ」がミリシタに実装されたのは、2019年4月のミリコレのことでした。このミリコレで同時実装されたカードに、島原エレナの「夜桜カーニバル」があります。
覚醒前と覚醒後がまったく違う印象なのに、どちらも「幻想的」という言葉が似合う、奥深いイラストだと感じます。
ちなみに覚醒後のカードテキストがとても好きです。
寂しいこともあるけれど、楽しいことが続くよ! というメッセージ性を相手に送ることができるアイドル、とてもいいですね。アイドル島原エレナの魅力がこういう瞬間に詰まっていると感じます。
担当以外のコミュは本当に明るくないので、このコーナーを通じてみんなのことをもっと好きになれたらいいな~と思っています。私自身も執筆を楽しんでいきたいですね。楽しくなきゃ続かないっすから。へへっ。