投資初心者がやるべき 株式投資シンプル6ヶ条 第5条-1 四季報を見るべし!

これまで、やるべき分析方法(第1条)、株式の保有期間(第2条)、忘れるというマインドセット(第3条)、分散投資の心得(第4条)についてお伝えしてきました。

しかし、具体的にどんな銘柄を購入すべきかについては、ほとんど触れてきませんでした。

投資はテクニックももちろん必要ですが、それ以上に投資に対する考え方やマインドセットを整えておくことが投資を成功させる上で重要になってきます。

充分整ったという方は、先に進んでください。

と言いたいところですが、実際に買ってみて、失敗と成功を繰り返していくうちに身についてきます。

なので、一通り読んで理解できたら、銘柄選定に進んでください。

どうやって銘柄を選ぶのかというと、「会社四季報」を見て選びます。

四季報とは、日本の株式市場に上場している企業のあらゆるデータがまとめられている分厚い本です。

ここに書かれているデータを見て良い銘柄を見つけていきます。

ちなみに、紙媒体ではなく、電子媒体で購入することができます。

電子媒体では、検索条件を入力して、スクリーニングをかけることができます。

紙媒体に比べ、圧倒的に早く検索することができます。

非常に便利な電子版ですが、個人的には紙媒体の方が好きです。

その理由の1つは、紙媒体の方が目に入ってくる情報が圧倒的に多いからです。

2つめの理由は、銘柄を選んでいると、数値的にとても惜しい銘柄によく出会います(数値については次回お話しします)。

その時に、なぜ惜しいのかをチェックすることができます。

例えば、設備投資にお金をかけたとか、工場を減らしたとか。こう言ったことが四季報に書かれています。

これらの情報は、自分の経験値として蓄積されていくので、今後の投資活動に役立ちます。

しかし、電子版でスクリーニングをかけてしまえば、そのような惜しい銘柄に出会うことができません。

結果、経験として蓄積されるはずの情報にも出会えなくなります。

以上の理由から、私は紙媒体の「会社四季報」をお薦めしています。

次回は、実際に四季報のどの数値を見れば良いのかをお伝えします。


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