拝啓、皆本夏樹さま
拝啓
吐く息も白くなり、日に日に厳しくなる寒さに、心まで凍えそうな季節になりましたが、ますますご健勝のことと存じます。皆本さまの丁寧なリプを粗雑に扱うのは失礼にあたると感じ、また、リプで返すには文字数の制限等もあるため、noteへの投稿、という体裁で対応させていただくコト、お手間をかけさせることに対し、申し訳なく感じています。
不慣れな点も多く、冗長な文章になる可能性はありますが、順に説明させていただきますので、ご了承ください。
皆本さまをフォローした経緯
皆本さまは、小田急電鉄で起きた、無差別の傷害事件に心を痛め、ご自身でできるコトを考え、駅の構内にポストイットを貼って抗議する活動を始めた、という認識をしております。
そもそも僕は、Twitterで、クボユウスケ氏の動向を注視しておりました。僕自身も、何かの契機に、彼に揶揄されたと感じたことがあり、そこまでの人格者なのか?と訝しく思うコトもあり、基本的にクボ氏の言動は、肯定的には捉えていません。
そのクボ氏が、不自然なほどのはやさで、皆本さまのツイートをRTしていたように記憶しております。当時は皆本さまは、違うお名前の垢だったと思いますが、クボ氏が投稿している垢ではないか、という疑惑もあり、多くの批判があったのではないでしょうか?
当初、僕もそう思っていました。ただ、ツイートの流れの中で、構内はダメ→本にポストイット、という対応をされていたり、寄付のムーヴメントに対し、クボ氏は懐疑的で否定的であったのに対し、皆本さまは寄付が広がるよう、ツイートされていた、とも記憶しております。
この時、僕は「真摯に事件に向き合い、『フェミサイド』という観点を大切にされ、信念をもって活動されている方」と認識し、皆本さま自身が、コレからどのような発言をされるのか、興味がわき、フォローしました。
皆本夏樹さま、になって以降
僕自身のTwitterを熟知している訳でもなく、追って見る、という積極的な使い方もしていないので、目に入ったモノに反応する、という、とてもシンプルな使い方をしています。
なので、正直なところ、皆本さまのツイートをつぶさに確認している訳でもありません。今回、たまたま目に入ったので、反応しただけでして、リプがついた時点で、ツイ垢を拝見しに行った、という程度の浅いモノです。
反応の熱量に、戸惑いと強烈な威圧感を感じたのは、偽らざるところですが…ツイ垢を拝見する限り、何かの引用的なツイートが多く、主義主張に沿うモノだという漠然としたイメージはできますが、皆本さまご自身のお考えを理解するまでには至っておりません。
聞く耳を持つ
ココから、僕の理屈の展開です。ご容赦ください。聞く耳を持つ、という表現について。コレを説明しますが、お互いの発言のやりとりを経て、それぞれに新たな気づきを得られるか、そういう観点があるか?という疑問を呈したものです。
僕も否定的な表現をしていた部分は否めないので、そこはお詫びしますが、皆本さまのリプを見る限り、ご自身の主義主張に絶対的な自信があり、表面上は「批判していい」と仰っているものの、その批判から何かを更新しようとする雰囲気を感じるコトができませんでした。
その表現として「聞く耳を持つ」と申し上げた訳ですが、やはり、引っかかっのか、妙に拘って反応されていましたよね?言葉こそ丁寧でしたが、「じゃあ、あなたは聞く気はあるのか?」と露骨に嫌悪感を示されたように感じました。
粗探し、という表現
大前提として、僕は男性であり、ある程度、男女平等な社会になりつつあり、むしろ、場合によっては、女性の方が「楽」に生きていけるのではないか、とすら考えてしまうコトもある人間です。
そういう人間の疑問点が、そもそも「フェミサイド」を許さない、とするお考えの方の言説を素直に聞けるか?というと、正直、難しい部分はあります。ただ、それでは良くない、とも考えているので、色々な方のツイートは拝見しています。
極力、失礼のない表現は心がけていますが、ともすればそれは、相対する方からすれば、それは「粗探し」と感じるかもしれません。皆本さまのリプを見るにつけ、僕の言説が、そう受け取られる可能性は高そうだという印象を受けました。
結論
色々、言葉は並べましたが、結局のところ、皆本さまは「フェミサイドの署名の発起人」であって、現時点では、それ以上でもそれ以下でもなく、新しい言説を拝見するまでは、どうとも反応のしようが無い、というのが正直なところ。
かなりのボリュームでリプを返していただいていますが、自分の心情を素直に語るなら「話の導入部で押し問答みたいになって、めんどくさい」と思っています。
なので、せめて粗雑に対応せず、静観するコトで、皆本さまの言説に賛同する方の邪魔をしないようにしたい、というコトをお伝えしたかったのです。もし、今後「皆本さまの言説」を拝見できる機会がありましたら、改めて向き合って考えたいとは思っています。
今後、ますますご活躍され、暮らしやすい社会の実現にご尽力されることをお祈りいたします。
敬具
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