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25. 考えてみた、作ってみた、出してみた ~腕時計カレンダ~

こんにちは。
おやじの左手です。
趣味のひとつとして、1960年代の国産手巻き実用腕時計を集めて
こつこつと修理をしています。
記事の趣旨は、「自己紹介」をお読みいただければと思います。




○見出しの写真

を、見て、気がつかれましたでしょうか?


「おっ、懐かしい!」

と、思われた方も多いかと。

お若い方は、『???』かも。
みな昔、腕時計にこういうのを、付けていたのですよ。^^


先日、世の中の「死語」を記事にされている、
「北楠清名」さんの note で、
死語となった「腕時計カレンダ」の記事を読み、

懐かしいなあ、と、思っていたら、

「あれ?」

「そういえば、俺、」
「去年、作ったな、コレ。」
と、思い出しました。


そういえば、
「気がついてもらったら、面白いな!」と、
♡(スキ)をいただけたら、出てくる写真にも、
カレンダが付いている時計の写真を使っていました。

すっかり忘れてました・・

北楠さん、思い出させて頂き、ありがとうございます。^^


ということで、
見出し写真のカレンダは、自作です。

加えますと、
昨年12月の某マルシェで、
時計と一緒に出品しました、カレンダになります。


~~~

○腕時計カレンダ

1980~1990年台。
世の中の、けっこうなサラリーマンの方々の腕時計のベルトに、
在ったのではないでしょうか。
大手保険会社で配られていたのが、多かったような気がします。


お客さんと、
「じゃあ、次の打ち合わせは、いつにしましょう?」
とか、言いながら、お互いに自分の腕時計のベルトをちらり。
こんな感じの使い方。
自分も使ってた頃があり、あれば重宝しました。

2ヶ月分を並べてた、強者もいましたっけ(笑)。


もはや、巷で見ることはありませんが、
まだ、このカレンダを作っている会社が、1社、残っていると
何かのニュースで読んだ記憶があります。
いくらかでも需要があると思うと、なんか嬉しくなります。
これも、ロマンですね。
これからも、作り続けて欲しいものです。


~~~

○自作腕時計カレンダ

きっかけは、マルシェ出店にあたり、
「売ると言うより、」
「目を惹いて、話題が作れるモノがないか?」と考え、
無い知恵を絞りだして、気がついたモノでした。

これに気がついたときは、
自画自賛!
ひとり、にやけておりました(笑)。


簡単に、仕様 をお話ししますと、

本来のカレンダは、12か月分で、12枚ありますが、
自作品は、1年分のカレンダをシールにしています。
月別にシールをカットし、アルミ板に張り替えるようにした次第です。

・本体は、
 約0.3mmのアルミ板を切削、バリ取りにちょっと苦労しました。

・カレンダは、
 透明なシールシートにカレンダを印刷。
 擦れて消えてしまうのを防ぐために、表面に被膜加工をしています。

カレンダは、2023年の12月から2024年の12月分です。


試作品を、
・実際に使ってみて、電車内などで、周囲の視線を確認(笑)
・友人、知人に渡して、使用感と、同じく周囲の感想をヒアリング
したところ、なかなかの手応えでした。

その確認、意見の上で、
サイズ感や切削具合の見直し、使い方のテキストを作成し、
完成に至りました。


○マルシェに出品

「カレンダシート1枚+アルミ板2枚」の1セット


検討から製作まで約3ヶ月弱、
材料費だけで、何セット売れても、100%赤(笑)。

目的は、
>「売ると言うより、」
>「目を惹いて、話題が作れるモノがないか?」
であり、
興味を持っていただく宣伝と割り切って作りましたが、

ご購入いただけるまでの価値があるか?
の判断もしたく、値段を付けさせていただき、
時計と一緒に、マルシェに出品です!

画像、粗くてすいません

して、その反響は?





”1セット”、お買い上げ!

それだけ・・
と、思われると思います。

ですが、
来店いただけた皆さんが、
「何コレ?」や「懐かしい!」と、気がつき、
話に花が咲き、話題性として十分に及第点でした。^^

そして、価値を見い出していただき、
買ってもいただけたなんて!
ご購入いただけた方には、感謝ばかりです。
ありがとうございました。^^/


○考えてみた、作ってみた、出してみた

考えてみた、作ってみた、
は、ときにやるのですが、

それを、「出してみた。」
は、とても、いい経験になりました。
なんでも、やってみるものですね。^^


このようなことをしてみると、
マルシェやポップアップストアで、自作品やハンドメイド品を売って
いらっしゃる方々の大変さが、よくわかります。
リスペクトを持たずにはいられません。

そのような方々の note も、読ませて頂いています。
皆さん、頑張って欲しいと思います。


さて、
この、自作腕時計カレンダ。
久しぶりに手に取って見直すと、まだまだ改善をしたいところがあります。

話題ができることは、確認できましたが、
出品するなら、来年分の製作も予算も必要であり、
これから、どうしようかと、悩み始めています。
どうするかについては、改めて、お知らせしたいと思います。^o^/

FLH