受け入れること

ずいぶん昔に資格試験を受けた。
そのときの私には越えるべきハードルがいくつもあり、そのなかで指導者を紹介された。

とても癖の強い、しかしその道では素晴らしいスキルをもった方だった。

私が求めている部分でも溢れる情報量を注いで下さったのだが、それ以外の求めていない部分もオナジヨウニ注がれるので正直それが辛く、一刻もはやくここから抜け出すために資格試験に合格しようと頑張れた。

あれから20年近くになりそうだが、今度は教える立場になりもう一度師匠の元で学びの整理をしようと腹をくくった気になった。すると途端にこちらの都合に関係無く「あの方」が一気に押し寄せてきた。

受け入れるってそういう事なんでしょうね。

要らない部分を拒否するか、そこは私とは合わないと表明するか、はたまたそれすらも吸収するのか。

月はいつでも同じ形なのに光の当りかたでまるで、形が変わったように捉えられる。

あの方も私もきっとスポットライトの向きで見えかたが違うはず。

もうしばらく光のあて方変えながら、様子をみていこう。

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