トーセ:影から支えるビッグタイトルのゲーム開発とその財務の健全性
株式会社トーセの株に投資をしてみました。
意外と知られていない優良企業で、私の身近なゲームタイトルの開発をやっていて面白いと思ったので紹介します。
1. トーセの事業概要:ゲーム業界の縁の下の力持ち
株式会社トーセは、1979年に設立された京都に本拠を置くゲーム開発会社です。
家庭用ゲームソフトの企画・開発・運営からモバイル・パソコン向けゲームソフトの開発まで、幅広い領域に対して専門的な技術力を駆使しています 。
独立系受託開発企業としては日本最大の規模を誇り、2300タイトル以上の開発実績があります 。
特に、全ての開発プロセスを一貫して自社で行うことが大きな強みであり、企画から運営までワンストップで提供することが可能です。
2. 財務状況:持続可能な成長を支える健全な経営基盤
トーセの財務体質は健全で、自己資本比率は80%以上を維持しています。
これは業界内でも特筆すべき点であり、設立以来黒字経営を続けているという点も信頼性の高さを示しています 。
しかし今期は開発における想定外の問題で、前年度より減益を想定。
配当金は通年通り、25円を予想しているものの今後の財務状況については注視が必要です。
3. ビッグタイトルの開発:ドラゴンクエストとファイナルファンタジー
トーセは、『ドラゴンクエスト』シリーズや『ファイナルファンタジー』シリーズなど、数々の有名なゲームタイトルの開発に関与しています。
2022年の「クライシスコア-ファイナルファンタジーVII- リユニオン」開発では、開発元のスクエニから高評価をされています。
トーセはこれらのプロジェクトを通じて、大手ゲームメーカーとの深い関係を築いていることからも、技術力が高いことが伺えます。
まとめ
独立系受託開発企業を貫き、確固たる技術力で気づいた顧客基盤からトーセのビジネスは割と固いと思料。
財務的にも悪くなさそうで、何より自分の好きなゲームタイトルに携わっている点で応援したい気持ちで、投資の一票を入れさせていただきました。
トーセの公式サイト (TOSE Co., Ltd.)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?