気になる症状があったら確認してみよう! 更年期チェック
〈監修者〉
丸の内の森レディースクリニック
院長 宋美玄先生
大阪大学医学部医学科卒業。周産期医療、女性医療の診療に従事する傍ら、テレビ、書籍、雑誌などで情報発信を行う。主な著書に、ベストセラーとなった『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』『産婦人科医 宋美玄先生の生理だいじょうぶブック』『産婦人科医宋美玄先生が娘に伝えたい 性の話』などがある。2017年に開業した丸の内の森レディースクリニックは日本屈指のオフィス街とターミナル駅に近く、近隣で働く人から遠方に住まう人まで幅広い層の女性が訪れている。一般社団法人ウィメンズヘルスリテラシー協会代表理事。
フェリシモ「gokigen Lab.」のBです。
これまで産婦人科医の宋美玄先生に、女性のからだのことや生理のこと、更年期のことなどをいろいろ教えてもらってきました。不安や悩みが多い更年期特有のトラブルについて、その兆候があるのかどうか、自分で気づける方法はないのでしょうか? 宋先生に伺ってみましょう!
産婦人科医の宋美玄です。
更年期に現れる症状は、人によってさまざまなうえ、度合いも違うので気づきにくいことがあるかもしれないですね。
そこで、チェックリストを紹介します! 40代半ばころになったら、定期的にチェックしてみてください! そして結果を目安にして、かかりつけ医に相談してみましょう。
更年期チェックリスト
思い当たるものにチェックをして、該当数を数えてください。
7個以上チェックがあれば、更年期の対応が必要そう
いくつチェックが付きましたか? チェックの数によって、対応が必要かどうか予測できます。
40代を迎えたら、自分のからだと向き合う時間を増やしていこう
「まだ更年期の心配をしなくてもいい」といわれる年代でも、ストレスがたまったり忙しかったりすることが続くと、ホルモンバランスが乱れ、イライラが増えたり、寝つきが悪くなったり、むくみがちになったりします。女性ホルモンの影響って大きいんですね。
更年期を迎えると、それまで安定して分泌されていた女性ホルモンが低下し、からだにさまざまな症状が現れてきます。少し分泌が低下しただけでも女性のココロとからだを左右するのは驚きですよね。毎日少しずつ変化していくので、気づかないうちに不調が出ていた……というケースもあります。
更年期が近づく40代を迎えたら、自分のからだと向き合う時間を少しずつ増やして、体調の変化に気づけるようにしていけるとよいですね。
また、更年期に起こる不調は治療が可能です。決して怖がることなく、でも、あなどらず、日々をラクに過ごしていきましょう!
〈今回のPoint〉
・更年期を迎えたかなと思ったら、チェックリストで確認を
・生活習慣の乱れやストレスなどの影響で、一時的に更年期に起こるような症状が出ることも
・40歳を過ぎたら、自分のからだと向き合う時間を増やしていこう
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