夢洲駅オープンー結構長いトンネルと駅舎のこだわり
弁天町から夢洲駅に
2025年1月19日(日)に、夢洲駅が開通し、一般の人が夢洲に自由に行けるようになりました。これまでは、関係者のみ、特別公開のみだったのが「夢洲」に足を気軽に踏み入れることに。
家&オフィスが弁天町なので、コスモスクエア駅(夢洲駅ができる前までの終点)までは、展示会場や幾つもの会社があるので訪問するのですが、コスモスクエアまでは、1駅2−3分くらいしか乗らないので、あっという間です。なのですぐかなっておもっていたら、結構長い。調べたら5分トンネルの中に入っていました。
結構作るの大変だろうなと思ったら、トンネル造りに結構こだわりがあったようです。
地下鉄は大林組がメイン。穴をあける、シールド工法と上から穴を開けて塞ぐ方法の組み合わせのようですね。埋立地の水を抜くためにPBD(Plastic Board Drain)が1.3-1.8m間隔で刺さっているようで、これを壊しながら穴を開けていくという工夫が必要。カッター部分を取り付けた特殊な装置で穴を開けながらカットし、切れたPBDを回収しながらの工事にとのこと。
夢咲トンネルの道路の方は、2008年に五洋建設さんが中心に作っていたようですね。知らなかった。道路をいくつかユニットをつくって、沈めて、最後に継ぎ手部分を道路の重さで沈めながらくっつけるというキーエレメント工法というのを世界最初実現したようです。これまた面白い方法です。
こんな大変な思いで作った、トンネル。
その先の駅は、特徴は1日20万人くらい通れるように、とにかく広かった。久々にこんなに1箇所に広い改札を見た気がする。(ディスニーランドでももう少し少ない改札数だった気が)。ICカード、クレジットタッチ、顔認証といろいろ通れる感じでした。
ちなみに、国内地下鉄最大のLEDビジョンは 広告料は7ヶ月利用で5000万円!(大阪メトロ資料)
このLEDビジョンが気になりますが、その上の天井が、折り紙をイメージしていて素敵。ここは、東大阪の森村金属さんが薄い金属パネルで折り紙のおりを再現する技術が採用されています。結構カッコ良いです。これはいかした演出だとおもいました。確かに、この大きな板を美しく折り曲げられるのはどこでもできることではないですね。
中はまだ見れないのですが、残り3ヶ月で一気に形になってくのでしょう。この工事中のゲートが綺麗に取り払われて、入場できるようになるのが楽しみですね。
参考:大阪夢洲駅デザイン(2022年4月)
https://www.opts.co.jp/news/pkobo_news/upload/30-0link_file.pdf