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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

結構ネタバレ嫌なタイプなんだよね

ネタバレ嫌

マジでな

なんで嫌かって考えたら端的に言ってバカのプレゼンだから

映画とか漫画って作者が仕上げたものじゃん。例えたらプレゼン資料なわけ。

作者がパワポでスライドの枚数を決めてここで小話入れるとか誰々さんが居たらこの話を重点的に〜とか管理者メモに書き込んであるプレゼン資料の完全版。

で、そのプレゼン資料は初回は作者からプレゼンされたい派ってだけなんだよね。
何かの手違いで新人のバカが作者が完璧に仕上げた資料の効力を1割も引き出せず相手先で初回のプレゼンしちゃうみたいな。で、その次に作者が相手方にプレゼンしても「いやもう枕詞いらんから…笑」って対応されちゃう、みたいな。例え話なのにわかりづらいかも。意味な。

もちろん理解を深めるためにたくさんの人間がその資料でプレゼンしていいけど、初回は作者から聞きたいだろっていう。

今ネタバレは自衛が〜とかの話してねえし、例え話は理解を簡潔にするために節々を削った話だから重箱の隅を指摘しても意味ねえんだよ。
今この文章を読んでなんか思ったヤツに釘刺すけど。


で、話逸れるけど、いつもこう言う話の時に「ネタバレは悪か」とかまとめられがちなんだけど、悪かどうかは全然関係ない。
悪だからなんなんだって感じだし、悪じゃないから良いとかじゃねー。嫌だって人がいて、気にしない人もいるって話以上ないんだよ。
悪だから〜とか法律では〜とか、人間が動物から人間に進化する時に手にした秩序や感情の数式化が万能だと思ってやがる。盲目で道が見えてないからおそらく正しいとされてる杖がないと歩くことが出来ないバカ。あのな、ウチらがどんだけ人間様に様を100回つけてもちょっと賢い動物以上になることねーんだよ。動物を脱してスクランブル交差点に立ってると思ってんじゃねーよ。荒野に立ってんだよ、今もな。

話を戻すけど、ネタバレ容認派って作品のアウラをどっちで捉えてんだろ。
私ははっきりとネタバレが作品の汚損だと思ってるんだけど、容認派は多分「そんなことで価値は下がらない」という人が多いと思う。これってよく考えたら容認派の方が作品の価値を信じてるとも言えるし、まあ、自分の意見を信じてるだけかもしれないけど、わからないことはない考え方だよな。もしくはそもそも私たちが作品を神聖視しすぎていて、容認派が作品にもともと失効するアウラなんてねーよ派なのかもしれん。ていうかどっちもいるだろうな。Twitterで議論すなよホンマに。

ところで自分の先輩がネタバレ全然オッケー派で作家なんだけど、先輩の作品見てたらネタバレオッケーの心理がなんとなく理解出来たかもしれない。
これからの話は全然スタイルの話だから優れてるでも劣ってるでも、そういう評価には全く手を付けてない話です。

先輩の作品の印象は、要は餓狼伝の久我重明みたいな感じなんだよ。
必要最低限という感じ。
確固たるコンセプトがあって、それに達したらもう余計な手は必要なくね?って感じのスタイル。必要最低限と言ったけど、制作ってただ足していってラインに達したら止めるとかじゃなくて、最初からある不必要な部分を削る引き算の作業もあると思うんだけど、先輩はその引き算もあんまりしないタイプに見えた。
これは単純に自分が自分がデザイン分野出身で先輩が彫刻出身だからだと思う。デザイナーはガチで引くからな。濁りだっつって。勇次郎かも。
たしかに、車のデザイン画で「チーターのしなやかさを」つってしなやかな速さのかたちそのものみたいなデザイン画を見たことあるけどあのしなやかな速さの形そのものはサバンナにおらんからね。先輩が引き算しないのはそういう意味合いなんじゃないかと思う。チーターから内臓とか皮膚のたるみは引かれたかたち。サバンナにHUNTER×HUNTERのアリに姿を変えられた流星街の住人みたいなのがおったらグロいしな。

で、話逸れたけど、まあ先輩の作品はそんな感じの私の「これのサイズってもう一回り小さい方が…」みたいな意見に「?いや通じるじゃん」みたいな感じなわけ。まあ通じてるっス、って感じ。

なんかこの辺りが同じ感じするんだよ。それしきの過不足でコンセプトが伝わらなかったりしないだろって感じ。ネタバレ程度で〜ていう。



けど嫌だ。



けど嫌でーす。

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