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壁を制する者は人生を制する

 床を綺麗にする計画!(挨拶)

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 前回の記事でルンバについて書きましたけれども。

 ルンバが部屋を掃除しやすい環境にするためには、床を綺麗にする必要があります。ルンバのために部屋を片付けるなんて本末転倒なんじゃ……という意見もたまに見ますが、決してそんなことはありません。奴隷に仕事がしやすい環境を与えるのも、王の務めなのです。劣悪な環境で働かせては、奴隷は能力を発揮出来ません。自分が奴隷であることに気付かずに働ける環境を構築することこそが、上に立つ者のするべきことなのです。
 というわけで、ギタースタンドを買いました。僕が買ったのはこれ。

 4,900円とちょっとお高いんですけれども、見た目の良さと、壁へのダメージの低さを考慮してこれを選択しました。
 壁へのダメージの低さや、コスト面から見ると、僕がYouTubeとかでよく見ているギタリストは「壁美人」というやつを買っている人の方が多いんですけれど、ギターフックの部分がちょっとチープ? な印象があったので、「RENO」を選択しました。参考までにリンクを貼っておきます。

 壁へのダメージの低さってどういうことだって感じですけれども、これは壁にねじ止めするタイプではなく、極細の釘を刺して固定するタイプなんですね。その釘っていうのも、壁に垂直に刺すのではなく、3方向から互い違いな角度で刺して強度をあげるというもの。「3ピン 壁」とかで検索すると、同じ感じの商品が出てくるかと思います。
 ちなみに「壁美人」の方は、釘ではなく、ステープラー(いわゆるホッチキス)で設置するそうです。色々考えるよねー。

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 これを買おう、と思い立ったのが2/11(金)で、早速Amazonでポチったら、翌日2/12(土)の午前9時には届きました。Amazonはすごいですね。
 昔は何かが欲しくなったらいてもたっても居られずに買い物に出かけていたタイプだったんですが、歳を取ったせいか時間の流れが早く感じるようになり、通販を利用するのが苦ではなくなりました。なんか、昔はもっとこう、「明日には死んでるかもしれないから今買わなきゃ!」みたいな気持ちだったんですけれども……うーん、本当に、歳を取ったのだな、という気がします。否、成長したと言うべきか。
 さておき、壁掛けギタースタンドです。

 こんな感じの箱に入って届きました。「RENO guitar hanger AYS31G」と書いてありますが、メーカーとか品番にこだわりがあるわけではないのでどうでもいいです。

中身

 本体はこんな感じ。木の板に、ギターハンガーがねじ止めされています。じゃあこれがどうやって壁にくっつくんだよっていうと、背面はこんな感じになっていました。

背面

 台形? でいいんですかね、なんか組木細工なんかでよくあるような、三角形に削った木の板をスライドさせると引っかかって外れなくなるみたいな、そんな構造になっていました。金具の方を見せた方が早いか。こんな感じの金具が付属していて、そこに上から被せるようにして固定する、という感じです。

金具

 この金具を固定している白い丸の部分は、キャップです。このキャップの下で、極細の釘が壁に向かって3本刺さっている感じですね。なので、あんまり壁の穴が目立たない、みたいな感じぽいです。本当のところどうなのかは謎ですが。
 で、これを実際に壁に取り付けて、ギターを引っ掛けてみると……こんな感じになりました!!

J-45

 壁に掛けているギターは、GibsonのJ-45というアコースティックギターです。一般的な形状をしたギターの中では、壁掛けする際に最も「ヘッドが反って」いて「ボディが大きい」ギターになるのではないでしょうか。つまり、J-45で使えるなら、他のどんなギターも大体使えるということです。こいつは、小を兼ねる大です。
 この手の「規格がバラバラ」なアイテムに対する商品を買う時って、自分の愛機にマッチするかどうかを考えることになるので、賭けになる部分が大きいんですよね。実際、J-45で使えるかどうかをネットで調べたけど、あんまり情報なかったし。というわけですので、J-45使いの皆さん、ご安心ください。J-45とRENOのguitar hungerは、マッチします。

ヘッド部分

 J-45で使えるかどうか、という点で特に気にしていたのがヘッドの部分。
 ちょっと専門的な話になりますが……ギターの『ヘッド』と呼ばれる部分(ギターの上の方にある、なんかロゴが書いてあったり、ペグという糸巻きがついてたりする部位)ですが、この部位の角度ってギターによって結構違うんですよ。
 有名なギターメーカーだと「Fender」という会社があるんですが、そこのギターはヘッドがネックと平行なんですね。だからまあ、本当に真っ直ぐ。対して僕が愛用している「Gibson」という会社のヘッドは、ネックに対してかなり反っている。
 Fenderは沿ってるけど、Gibsonは反ってます(ややこしい)。
 この反り具合っていうのは弦のテンションを保つために必要なモノらしいんですけれど、そういう感じで独自のこだわりがあるから、割とギタースタンドを選ぶ際にネックになる(ネックだけに)。
 なので参考画像として、J-45を壁掛けした際に、このくらいの隙間ができる余裕がありますよ、というのを置いておきました。

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 RENOギターハンガーの公式耐荷重は6kg。
 J-45の重量はざっくり2kgくらいなので、落ちる心配はないかな、と個人的には思っています。でも心配なので、一応下にはクッションを置いて、1ヶ月くらいは様子を見る予定。
 そもそも、僕の家にはギターが2本あるので、本来であればギターハンガーも2個買うべきだったんですが……「ヘッドの形状的に使い物になるのか」という不安がひとつと、もうひとつ「重いギターを吊るした際に耐えられるのか」という不安があって、1個だけ試しに買ってみたのが現状です。が、もちろん上記で書いている通り問題なさそうなので、1ヶ月後くらいにもうひとつ入手して、壁に取り付けようかなと思っています。
 こんなことなら一気に2個買えば良かったかな……とも思いますが、こう見えて結構慎重派なので、試し試し、騙し騙し生活改善を進めています。割とね、調理器具とか買うときも、収納スペースがあるのかどうかメジャーで測ったりするタイプなんですよ、僕は。

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 おまけというか重量の観点から、ES-355も吊るしてみました。

ES-355

 こちらはエレキギターで、見るからに金属パーツも多いですから、重いです。当時、こちらのギターが売りに出されていた時のサイト情報を信じれば、4.1kgということです。重いなー。J-45の2倍以上あります。
 差し引き1.9kgの余裕がありますけれども、実際問題壁との相性もあるでしょうし、経年で弱っていくことも十分に考えられますから、どこまで信用していいかは未知数です。が、まあ……今のところは全然頑丈ですし、取り外しをする際に無駄な力を掛けなければ耐えられるかな、と思います。

ヘッド部分

 ちなみにES-355のヘッドはこんな感じ。J-45よりもさらに余裕がありますね。良きかな良きかな。

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 これでギタースタンドを床置きしている問題は解決しそうな感じです!
 まー、今後DTMとかする際、ギターを一時的に置くためにギタースタンドは利用し続けるんでしょうけれど、日常的な収納は壁になるかな、という感じ。
 部屋にタンスとか、棚とか、そういうものがないので、僕の部屋は割と壁が空いてるんですよね。絵とか写真とか飾ってますけど、ベッドルームの壁はまるまる空いてたりもするので、今後ももし収納を増やすなら壁に追加していく形になるかな、と思っております。
 ギターの壁掛け、一説にはギターへの負荷が一番掛からない形らしいので、今後も続けていきたい所存でございます。部屋も広くなったし、万々歳ですね! あとは落ちないことを祈るだけです。2台とも落ちたら100万円分の損失ですので。

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 そんな感じでギター壁掛け談義でした。
 ギターという楽器自体がオシャレなので、壁掛けすると芸術品の展示って感じもあって、部屋がオシャレになった気がしますね。
 壁掛けすることで手に取らない……とかならないように、今後も毎日ギター練習に励んで行こうと思います。
 それではまた次回!
 福岡でした。

おまけ


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