木村花さんの自殺から見るネットリンチの害悪性とネットの今後

今年の5月23日、女子プロレスラーの木村花さんがSNSでの誹謗中傷(ネットリンチ)に耐えかねて自殺してしまう悲しい事件が起きましたね。プロレスラーといえど人間です。むしろネット慣れしていなかったのでそういった方面では弱かったとも言えます。

ネットリンチは法で取り締まられていない犯罪です。誹謗中傷や名誉毀損などで訴えることは出来ても実際それをやる人間はそうそういません。費用とメリットが釣り合いませんから。実際ネットリンチしている馴れ合い厨を一人訴えたところでネットリンチが止まる保証はありませんし、逆に攻撃を激化させてしまう可能性すらあります。

木村花さんの自殺事件以後、誹謗中傷に対する規制が強化されましたよね。ただそれが行きすぎないのかが心配です。誹謗中傷ですらないものまで誹謗中傷として訴訟を起こす芸能関係者や政治家が続出する可能性が考えられます。なんでもかんでも「誹謗中傷」と一括りにして都合の悪い情報を揉み消そうと考える輩が増えることを私は危惧しています。

誹謗中傷やネットリンチは法規制すべきとは思いますが、何にしろやりすぎはよくありません。最悪、私も訴えられる立場になるかもしれませんし。

まあ、実際のところ規制されても誹謗中傷やネットリンチを行う人間は行うと思います。その辺の知能がない人間がやる行為ですから。規制も多少必要ですが、一番大切なのはネットリンチや誹謗中傷に対する正しい対処法を身に着けることではないでしょうか?

次回はこれまで数々のネット炎上を打破してきた経験を基にネットリンチや誹謗中傷、炎上に対する正しい対処法を書きたいと思います。

これからもF9ホットラインセンター支援者のnoteをご支援よろしくお願いします。

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