中国製EV車の脅威
今日はちょっと真面目にnoteを書いてみました。
今年5月に中国へ行った時に電気自動車の普及の早さに驚きました。そして、その中国のEV車の広がりは、今、全世界へ広がろうとしていいます。
昔、中国のタクシーといえばフォルクスワーゲン。中国はフォルクスワーゲンの天下でした。それが、今は、上海のタクシーのほとんどが中国製のEV車になっていました。
また、コロナ前までベンツ、BMWなどドイツの高級車も中国ではたくさん走っていましたが、5月中国訪問時はあまり見なくなりました。この状況にドイツは激怒しているようですが、そもそも、このガソリン車から電気自動車へのシフトを推進したのはEU連合なので中国としては文句を言われる筋合いはない。
また、人件費、労働力を求めて全世界の有名な企業が中国へ生産をシフトし、新しい技術 、設備をどんどん中国へ移設してきたわけなので、中国は何もしなくても各国からの最新の機械、技術が入ってくるので、必然的に車の性能、デザインも良くなってくる。中国の電気自動車が売れるのは当たり前。
中国の電気自動車の世界展開に対してEU連合はいい顔をしていませんが、中国は全く悪くないと思います。
それよりも環境を全面に押し出しEV化を推進したEU連合ですが、EV化になっても電気は大量に作らなければいけないし、電池のリサイクルをどうするのかしっかり検討しないままEV化を推進。それが大きな問題ではないでしょうか?