アンチエイジング×シリカ=玄米
アンチエイジングにおいて、肌の維持に不可欠なシリカの効果をご紹介いたします。
アンチエイジングミネラルの「シリカ」
シリカは人間に不可欠なミネラルです。
骨や血管、皮膚、靱帯、腱などを形作るコラーゲンやヒアルロン酸などに多く含まれています。
シリカはコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、コンドロイチンを作ったり、組織を繋げる役目を持つコラーゲンを束ね、そのコラーゲンを支え肌に弾力をもたらすエラスチンを束ねることでお肌を丈夫にしハリを与えます。
コラーゲンの摂取だけでは短期的な結果しか出せないのは、シリカの維持能力を摂取できていないからです。
シリカが ”アンチエイジングミネラル" といわれるのは、年齢とともに減っていくコラーゲンやヒアルロン酸の働きを強める効果があるからです。
シリカは赤ちゃんのときが一番多く存在していますが、年齢を経るとともにその数は減少し、40歳以降はほとんど作られなくなります。
アンチエイジングにおいて、肌のコラーゲンやエラスチンなどを支えるシリカが減少してしまうのを防ぐために、食事や飲み物でシリカを摂取する必要があります。
シリカは玄米からの摂取がおすすめ
シリカの一日の摂取量目安は30mg~50mg前後だと言われております。
シリカを豊富に含んでいる代表的な食品は、玄米、ひえ、アワ、小麦、ジャガイモ、トウモロコシ、ゴボウなどです。
日本人が食べなれた食材の中では、シリカを摂取する食材のおすすめは玄米となります。
シリカの含有量は玄米1合(お茶碗一杯・約150グラム)に7mg、白米1合だと0.7mgと、実はお米だけでは目安に届かないのが現状です。
玄米などでシリカを摂取しつつ、その他の食材も組み合わせてシリカを摂取するのが望ましいです。
海中にもシリカが存在するため、海藻類からも摂取することができます。
海のものは、青海苔が多くシリカを含んでおり、その他にはひじきや乾燥わかめ、はまぐりなどに含まれています。
根菜類では、じゃがいも、ごぼう、さつまいもなどがおすすめです。
調理する場合には、シリカはあまり加熱に強い物質ではありません。
煮込み料理などにしてしまうと水と一緒に蒸発してしまう恐れがあります。
そのためシリカを摂取する目的で食品を調理する場合は炒める、ゆがくなどの軽い加熱調理がおすすめです。
その他、シリカを含んだシリカ水などもドラッグストアなどで販売している為、手軽に摂取できるのが魅力です。
シリカには2種類あり、鉱物性シリカと植物性シリカがあります。
購入する場合には植物性のシリカがおすすめです。
植物性シリカは粒子の大きさが鉱物性シリカの60分の1ほどで非常に小さく、その分吸収率も高いと考えられます。
また、コンドロイチンとシリカを一緒に摂取すると、皮膚のコラーゲンが生成されやすくなります。
長芋、オクラ、モロヘイヤ、納豆などネバネバした食材にはコンドロイチンが多く含まれているので、これらの食材と、上記で紹介したシリカを多く含んでいる食材を組み合わせるとよいでしょう。
ボディメイクと両立・おすすめのシリカ食材
この記事では日本人が食べなれた食品として玄米をおすすめしておりますが、ボディメイクにおいて食材を食べ分けることも重要です。
例えばダイエット中には、オートミールなどもシリカ摂取の選択肢に挙げられます。
オートミールは栄養が豊富で食物繊維も多く、低GI食品のため太りにくい食材の1つです。
気になるシリカの含有量は100g中なんと600mgもある為、ダイエットとアンチエイジングの両立を図るにはぴったりの食材です。
逆に体を大きくするなどのボディメイクをしている時には、じゃがいもがおすすめです。
じゃがいもはイモ類の中で最も多くビタミンCを含み、加熱調理でもビタミンCが壊れにくいのが特徴です。
高GI食品の為、体を大きくしたいときにはぴったりの食材となります。
じゃがいものシリカ含有量は100g中200mgもある為、こちらも優秀なシリカ食材だと言えます。
美容と健康にも玄米がおすすめ
日本人は白米が主流ですが、シリカの摂取を目的として玄米に変える事で、玄米が持つメリットをとても多く受ける事が可能となります。
玄米には消化吸収を助ける副栄養素が豊富に含まれています。
白米と比較しても、食物繊維は6倍、ビタミンEは12倍、ミネラル分のカリウムは約2.5倍。さらに鉄分も2倍以上です。
玄米を食べるだけで、主食分の炭水化物やたんぱく質と一緒に、副栄養素もたっぷり摂れてしまいます。
玄米で得られる効果・効能
低GI値(太りにくい)・便秘解消 · 血糖値上昇抑制作用 · 免疫機能の向上 · コレステロール値の低下・高血圧の改善 · 疲労回復 · 抗酸化作用.
このように、玄米にはとても多くの効果があります。
白米と比べて玄米の魅力に気づいてもらえたら嬉しいです。
白米の美味しさも捨てがたいですが、美容と健康を考えて玄米を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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