悲しみを消す薬『幻想日記店』
シリーズものの第3弾だった
昔々第1弾を読んで、ファンタジー色が強くてちょっと自分には合わないと感じたこと思い出した、、
でもタイトルが良いから買ってしまったんだろうなぁ
優しくて、ほんわかしてて、ファンタジー感が好きな人には合うと思う!
友哉の、クリニックで働いてるお母さんとお父さんの会話を読んで、少し哀しくて、優しい気持ちになった
ー悲しみを消す薬があればいいのに。薬草みたいに、ゆっくりと効くのではなしに。今すぐに、悲しみに効く頓服薬があればいいのに。
ーそんなものがもしあるとしたら、それは薬ではなくて、毒だよ。
ーだけど、わたしには今、悲しみを消す薬が必要なんです。
悲しみって時間をかけて癒して、それで忘れたり思い出さないようにするものと思ってたけど(そうじゃないと消せないと思ってたけど)、
他人の為に、大切な人の為に、今すぐに消してあげたいって思う気持ちもあるよなぁって