見出し画像

フラスタ制作記0021「にじさんじ 4th Anniversary LIVE 「FANTASIA」」 DAY2　編

フラスタ専門ショップ F2O

【イベントの基本情報】

VTuber / バーチャルライバーグループ「にじさんじ」の4周年を記念するライブイベントの2日目です。2日目に男性ライバー8名（剣持刀也、叶、加賀美ハヤト、夢追翔、三枝明那、卯月コウ、シェリン・バーガンディ、社築）が出演され最新のAR技術を駆使したステージングで多彩なライブパフォーマンスを披露します。

画像2

（画像参照：https://event.nijisanji.app/4thanniv_fantasia/）


【フラスタに関するレギュレーション】

●　納品場所：ぴあアリーナMM
●　イベント名：にじさんじ 4th Anniversary LIVE 「FANTASIA」
●　納品日時：2021/01/23（日）　 09:00～12:00
●　回収日時：2021/01/23（日）　 09:00～12:00
●　サイズ制限：楽屋花のみ（フラスタ不可）、高さ40cm、横幅40cm以内

残念ながら納品日の3日前に、イベントの中止、ならびに祝花の受け入れが中止となってしまいました。


【問い合わせ～打合せ】

2日目は5組のお客様からご注文を頂きました。

①　S様

リピーターのお客様で、LINEからのご連絡後、店頭にて打ち合わせを行いました。衣装をモチーフにしながらもシンプルでオリジナルな要素を組み込みたいという事で、ファーを用いたデザインに落ち着きました。

画像7

②　S様

新規のお客様で、LINEからのご連絡後、直接店頭での面談を行いました。特徴的なオブジェを組み込んだデザインと、ユリをMUSTで使用を希望されていました。横幅規定をフルに使う必要があるため、土台となる器がうまく見つかるかが唯一の不安点でしたが、何とかアテを作り受注となりました。

画像8

③　O様

新規のお客様でLINEでのやり取りのみでしたが、最初から修正不要なイメージ画像をご用意いただいていたので、必要最低限のやり取りでスムーズな受注となりました。


画像9

④　S様

新規のお客様で、当初は2月のイベントに向けて複数デザインのお問い合わせを頂戴していたのですが、推しの方が1月の本イベントにも参加が決まったため、急遽一つのデザインを本イベントに当て込む形で注文となりました。LINEでのやり取りがメインでしたがら、一度Zoomを使い、複数名での面談も行いました。大枠のデザイン希望はありましたが、幾度もLINE上にてサイズや構造についてのやり取りを行い、最終的な形に仕上げることができました。

画像10

⑤　H様

リピーターのお客様で、LINEだけのやり取りでした。当初よりたくさんのデザイン案の中から、少しづつ疑問を解決していき、マイナー修正や追加を繰り返し、たくさんのやり取りの中で、デザインを作り上げていきました。推しへの熱が本当に伝わってくる方で、ややチャレンジングな構造もあってドキドキでしたが、我々も何とかそこにこたえたい一心で注文をお受けしました。

画像11

【製作】

①　S様

比較的シンプルな構造だったので、製作に関してはスムーズでした。金の羽は既製品が見当たらなかったので、当店にて染色。なかなかいい具合に染まったと思います！青系はどうしてもこじんまりとして、またぼんやりと見えてしまいやすいので、ポイントに造花のダリアを入れることで立体感を加えました！

画像2


②　S様

写真ではわかりにくいですが、こだわりは、気球のオブジェの隙間から出る花のバランスです。多すぎると見えなくなるので塩梅には気を付けました。やや水色のポイントがぼやけてしまい、S様からご指摘を頂いたので、急遽造花のアジサイを数点追加したところ、輪郭がはっきりとしてきました。まだまだ自分たちの実力不足を感じたアレンジメントでした。

画像3


③　O様

赤単色（厳密にいうとプラス白いカスミソウ）も非常に単調でのっぺりした印象になりがちなのですが、黒赤のダリア（黒蝶）を使用することで、躍動感と立体感を出すことができました。赤系は花材の選択肢が少ないので、Ｏ様からのいろんな色合いの赤を入れるというご要望に応えられるかヒヤヒヤでしたが、うまく多品種盛り込むことができたと思います。

画像4


④　S様

ライブステージをモチーフに、何層にも造花アーチを重ねたアレンジメントです。スポットライトを表現するために黄色のチューリップを入れ、バランスが崩れないよう、なるべくサイズ感がそろった花をピックし作り上げました。Ｓ様からもデザイン画からの再現の高さをお褒めいただき、我々としても非常に達成感を得ることができたアレンジメントです。

画像5


⑤　H様

おそらく今回の楽屋花の中で一番時間をかけたと思います。背面のカーテンのようなドレープをつけた装飾から始まり、各種装飾のバランスや設置方法、再現方法等、Ｈ様のご要望に応えるために、製作者のアイディアをフル稼働させて作り上げたアレンジメントでございます。Ｈ様から喜びのリアクションを頂いたときは、スタッフ一同ハイタッチをしたほど。

画像6


【感想】

全体を通して、衣装からインスピレーションを受けるデザインが多かったような印象です。残念ながらイベント中止によって日の目は浴びませんでしたが、楽屋花というサイズ感だからこそ表現できるデザインが多く、たくさん成長させていただきました。皆様本当にありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？