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工事が始まった青梅IC北側地区(今井土地区画整理事業)

2024年10月ごろから圏央道の青梅インターチェンジの北側の広大な農地に囲いの工事が始まったので、きっと物流施設だろうな、と思ったので調べてみました。

開発地域の東端から西の方角を望む

圏央道の青梅インターチェンジの北側の一体は、農地だったのですが、大規模な開発計画が進んでいました。 基本的には、物流施設だと思います。この数年、圏央道沿いには巨大な物流施設が建設されており、この開発もその一環だと思います。

https://www.city.ome.tokyo.jp/uploaded/attachment/47185.pdf

>エム・ケーグループのエム・ケー青梅PJ(小林勁社長、東京都日野市)と鹿島建設が業務代行者を務める東京都青梅市の今井土地区画整理事業で、4月26日に組合(指田修理事長)の設立総会が開かれ、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・青梅インターチェンジ(IC)に隣接する49万平方㍍の大規模物流団地開発事業のロードマップが明らかになった。7月ごろに土地造成に入り、2026年秋から同年末にかけて着工する。(高橋朋宏)

 圏央道の開通によって、このあたりの交通事情は劇的に変わったと思います。青梅から中央自動車道まで、空いていれば15分程度ですし、個人的に最も凄いと思うのは、茅ヶ崎の海岸まで40分かからないで行けるようになったことです。ただ、事故も多いので、平日の夕方や、休日の朝夕の渋滞はかなりひどいものがあります。

圏央道の歴史 =>
https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000724358.pdf

 
さて、すでに青梅インターチェンジの南側は、昔の日立製作所の工場跡地とその付近には、ベイシアのスーパーマーケット、カインズホームができており、最近、DLPの物流施設が開業したようです。
 また、DLPの物流施設の横には、背の高いビルが建設中で、見に行ったところデータセンターとの記載がありました。

2024年11月 今井7丁目交差点 DLPの物流施設と、左側は建築中のデータセンター

次の2つの写真は、上のDLPの物流施設の写真と同じ交差点から北側を撮ったものです。

2010年12月頃 日立の青梅工場で蛍光灯などを作っていました
2021年2月 更地になっています。
奥の建物は、2013年ごろまで、日立製作所の半導体工場でしたが、今は太陽誘電の工場として使われています。

青梅界隈は、以前は東芝のパソコン工場(ワープロ全盛期)もあり、日立の大型計算機の半導体工場、また今もありますが、カシオ計算機もあり、あきる野には、コンパック、HPのパソコン工場などもあったのです。しかし、時代の移り変わりで、このような産業が日本から消失してしまい、雇用や技術も失われてしまったと思います。

この地域も圏央道を中心に、首都圏の物流を支える地域に変容してきています。物流施設はとても大切ですが、再び活気ある産業が生まれていくことを念願しております。

読んでいただきありがとうございました。

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