マツダの新型ロードスターRFに2時間試乗してみた
こんばんわ。1年半前からロードスターNDの幌に乗ってきました。1万キロを超えたので、2回目のオイル交換と点検をディーラーで行っている間に、今年モデルチェンジした新型NDのRFを2時間ほどお借りできたので、比較という視点で感想をまとめておきます。
外観) バックライトがLEDになったとか、ホイールデザインが違うとかはあるのでしょうが、特段に変わりません。
内装)ベージュの本革で既にいくつも汚れがあり、汚れがつきやすいと思います。
マツコネのディスプレイが横長になってかっこよいのですが、タッチパネルではないようです。つまり停車時にタッチでなく、ダイアルで操作する必要があり、ここは後退しているように思います。アレクサがついているのですが、2024年になると既にアレクサではなく、ChatGPTなどの新しいツールの代わりつつあり、設計年代が少し前であるように思います。
アイドリングストップが装備されており、標準ではアイドリングストップが機能します。他の車両ももっていますが、アイドリングストップが鬱陶しいのでいつもキャンセルしますが、この手間が増えたのがマイナスです。
左のメーターにACCなどの表示が追加されておりますが、特段に違和感はなかったです。
走行) RFの2リッターですので、1500CCよりもトルクは太く、エンジンの伸びを感じられ、より低回転になり穏やかです。サスペンションもしっとりした感じがより感じられました。MTの操作系も変化はないと思います。
重量がある分、やや加減速、コーナーで重さを感じます。以前もRFを乗ったので、その差を覚えていて、全体として落ち着き度が増していると確認できました。
よく例えとして、感覚的に1500CCが250CCのバイク、RFの2000CCが400CCのバイクに相当すると友達に話しています。まあ、そういうパワー感覚ですね。
開閉)これも押しボタンを押していないと開閉できないのは前モデルと変わりません。閉めるとこの暑い夏でエアコンの効きが少しよいと思いました。(夏のロードスター利用では大事かも)
開閉時間は幌の方が圧倒的に短いので、雨天や屋外駐車の時以外は幌がいいと思いました。
ACC アダプティブクルーズコントロール)今回の改変の目玉の一つなので、試してみました。まずMT車では30km以上でないとACCが働かないのは仕方ないところです。高速での追従ではかなり楽になると思いますが、一般道では30km制限でそれほど使い勝手はよくないです。NBOXももっていますが同じように不便です。
また、前方車両が急に他の車線に行ったり、別の車が入っくるというシチュエーションでのACCの挙動は各社の技術や味付けが出る部分ですが、明らかにメルセデスなどより荒っぽい挙動です。周囲交通の外乱の中でも流れるように加減速するのを期待できないです。もちろんあったほうがよい機能でし、ATミッションであれば渋滞路での恩恵は大きいと思います。
あと、十分試せていませんが、RFはオープン走行時の風の巻き込み音が大きいようです。これは私にはかなり問題だと思っています。
ということで、今のNDからマイナーチェンジしたNDのRFに乗り換える可能性があるかというと、今のところは無いかと思いました。 パワーの差、サスペンションの差、落ち着き度、ハードトップの安心差はとてもメリットはあるのですが。。
ただ以前の限定車両で発売されたオレンジのが発売されたら買ってしまうかもしれません。
読んでいただきありがとうございました。
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