フルトリコームレスキセログラフィカ爆誕計画
2018年冬、我が家にレアなキセログラフィカが誕生した。
トリコームが欠損している所謂”トリコームレス”のキセログラフィカだ。
ここで一つの疑問が浮かんだ。
「トリコームレスの部分から子株ができるとどうなるのだろう…」
斑入りの場合は斑の部分から子株を出せれば斑が子株に受け継がれることは実証済み。これはトリコームレスも同じなのでは…
という事でやりました。
生長点リセット実行直後
2020年3月、成長を潰した直後の様子。
2か月後…
狙った部分から子株を出すというのはやはり簡単には行かなかった。
健常な葉の部分から出てきた子株は毎度つぶしてリセットをする日々…
トリコーム欠損を受け継がせることはできないのではと諦めかけていた。
2020年6月、チランジアトリコーム欠損界隈に衝撃が!
トリコーム欠損が受け継がれているというSNSでの報告
このポストを見てトリコームレスの子株継承を確信した。
そして同時に新たな計画が頭に浮かんだ。
フルトリコームレスキセログラフィカ爆誕計画
トリコームレスが子株に継承されるならばその性質を利用してトリコームが全くないキセログラフィカが生み出せるのではないだろうかそう考えた本田みはここからこの計画を実行に移す。
2020年12月
8割トリコームレスキセログラフィカが爆誕した!
ここまで10回以上生長点を潰してやっと出てきた子株だった。
やはりトリコームレスは継承される!!
9か月後
無事に成長している。
1年後
2022年5月、トリコームががあった葉がほぼ全て無くなった。トリコームレスを達成した。
しかし、ここから異変が起こる…
急に調子を崩して枯れてしまった。
トリコームがないと正常に育たないのかもしれない