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せどりとボクとちょっとした奇跡の話
「せどりはお金を稼ぐためのただの手段でしか無い」
もしそんな風に思ってしまっているなら、今からする話は
「せどりって夢あるかも」の気づきになるかもしれません。
結論、ちょっとしたお手伝いをした結果
『何倍ものお礼』になって帰ってきた話で
せどりに取り組んでいる人であれば、ちょっと頑張れば
全員同じようなことができて
しかも感謝までされる
そんなきっかけになるんじゃないかな?って思って書きます。
◼️自己紹介
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はじめまして、ヒロと申します!
店舗の中古せどりをメインにせどりを始めて2年半ほど
ハードオフせどり
ジャンク黒物家電を得意にしています!
現在、妻と子の3人家族。
せどりの収入が安定してきたため、最近は一部出張買取
など収益の柱を拡大中です。
今回は、そんな私が今後せどり界に広めていきたいなー
と思っている活動についてnoteを描かせていただきます。
利益UP/やりがいUPにつながる可能性のある話だと思うので、
ぜひぜひ最後までお付き合いください。
◼️はじまりはほんの小さな出来心
私が広めていきたいなーと思っている活動とは何か?
シンプルにお伝えすると、『寄付活動』です!
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お金を稼ぎたくて、せどりをやっているのに
寄付活動なんて...
そんな余裕ないよ...
そんな声も聞こえてきそうですが、私達せどらーだからこそできる活動だと思うので、今すぐできなくても、この先の可能性としてぜひ聞いてください。
“ここでいう寄付活動とは、何かしら困りごとがある施設などに、安く仕入れた商品を寄付する活動です。”
私が寄付活動をしてみよう、と思い立ったのは
ほんとに偶然、ある方を知ったことがキッカケでした。
仕事の空き時間に何気なく見ていたYouTubeで
たまたま見たのが「令和の虎」という番組。
その時、出演していたのが私と同じ静岡出身の
小澤総業㈱の小澤辰也さんという人物でした。
【後編】「責任は僕にある」実直な志願者に虎の心が揺れ動く…。横須賀の古屋をリノベーションして生まれ変わらせたい【土屋 貴裕】[10人目]事業再生版 (youtube.com)
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「ヤンキー社長」とも言われており、かなり異色の経歴の持ち主
ということで、興味を持った私はその人物について調べていくうちに
あることを知ります。
それが
「静岡に日本一の児童養護施設」を作る
という小澤さんの目標です。
最初は単純に「すごく大きな目標だなぁ」くらい
に感じていましたが何か心に刺さるものがあって調べていくうちに
幼い頃から何らかの事情で
両親から受けるべき「愛情」を十分に受けられない子供たちが
日本にもたくさんいると知りました。
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自分の子供は両親やおじいいちゃん、おばあちゃん、親戚など良くしてくれる人たちがたくさんいるけれど、
世の中には事故などで両親がいない子供、ネグレクトやDVなどで幼い頃に受けられるであろう愛情を受けられない子供もいるそんな事実を知り、
私は「今の自分でも何かできることはないだろうか」と考えるようになりました。
到底、小澤会長のように児童養護施設を作るなんてことはできないけど何か少しでも今の自分にできることはないかな?
単純な私の頭にパッと浮かんだのがボランティアや寄付活動でした。
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最初はお金での寄付も考えましたが、今の世の中、善意で寄付を
行ってもその気持ちを利用するような悪い方も多いことは知っていたので少し足踏み。
途中でお金を中抜きされて、本当に必要なところに
寄付したお金が渡っているのかも分かりません。
そこで、自分がやっている店舗せどりや出張買取を通して「物品」での寄付活動ができないかと考えました。
■寄付活動をはじめて知った、想像以上の現実
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「物品での寄付活動をやっていこう!」といったところで、
最初どこから手を付けたらいいかも分からない状況でした。
ただ「とにかく行動しないとアイディアだけで終わってしまう」と思った私は、
まずは自分の子供が通っている保育園にお話しを聞いて見ることに。
私の子供が通っている保育園は地元ではかなり人気でたくさんの子供が
毎年入ってくる保育園だという認識でしたが、実際に話を聞いてみると
かなり予算は厳しいとのことでした。
もちろん運営自体に問題はありませんが、少子化が進む現在、
補助金などの収入も限られており、物品を購入したり施設の設備を
補修したりするお金も十分に確保できていない状況でした。
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おもちゃや備品も本当は買い替えたいけれど、新品を購入する予算は
なかなか確保できていないそうです。
ちょうどまだ生まれたばかりの子供の教室でベビーチェア(ネムリラ)が壊れてしまい、
保護者の方たちに家で使わなくなった物の寄付をお願いしようとしていたところだったといいます。
その話を聞いた時、寄付は必ずしも新品でなくてもいいのだと感じました。
今回、お話を聞いたのも何かの縁ということで、これから自分がやろうとしている活動内容をお話ししたうえで、よければ自分に寄付させてもらえないか伺ったところ、快く承諾してもらえました。
◼️はじめての寄付
当初、保育園から依頼された内容は子供用のベビーチェア(ネムリラ)を3台でした。
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※ネムリラとは
ネムリラとはコンビのハイローチェアのブランド名です。
ハイローチェアとは、高さや角度を調節できるベビー用の椅子で、
揺れる機能もあります。
ベッドや食事用の椅子として使える便利な商品です。
園で使っているものが手動のもので同じものでいいというお話しでしたが、話をよくよく聞いてみると、先生方は忙しく自分の昼食を摂っているときでさえベビーチェアを動かしているとのこと。
「依頼されたのは手動の商品だけれど電動の機能が付いていれば少しは楽になるんじゃ」
という思いから、できれば電動の商品を提供しようと動きはじめました。
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新品で購入するとなかなか高いですが、中古品であれば綺麗な物でも店舗や出張買取で安く手に入ります。
ただ、電動のものは、店舗や出張買取で比較的多く、単価もかなり安く手に入る手動のものと比べて欲しい方もたくさんいるものなので
短期間で集めることができるか不安だったものの、今回は運よく電動の物を店舗で見つけることができ、即日1台納品することができました。
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当初お話ししていた内容が手動であったので、保育園側から電動はいらないと言われるんじゃないかと不安はあったものの
結果的に、かなり仕事がやり易くなると喜んでいただけたので、できれば残りの物も電動の商品を持っていきたいなと、普段のせどりのついでにリサーチを実施。
その後、3日の間で店舗と出張買取で商品を回収することができ、結果としては電動を3台、手動を1台寄付する形になりました。
保育園側からはお金を払いますという提案もありましたが、当初のお約束通り無償で提供させて頂きました。
後日、園長先生から「電動のものを提供してもらえたおかげで、先生たちの負担も軽減された」とお声をかけていただき、すごく嬉しかったです。
そして、園長先生からだけでなく、保育園にお迎えにいったさいには、他の先生方や保護者の方からも感謝の声をいただくようになりました。
そして、その輪はどんどん広がっていくことに....
◼️思いもしなかった口コミの効果
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初めての寄付活動が終わり、今後どう活動していこうかと考えていたある日
園長先生から、こう声をかけられます。
「今回の一件を近隣の市町村にもシェアしても大丈夫ですか?」と
さらにお話を聞いてみると、今回寄付させて頂いた保育園と同様に、
他の施設でも備品や物品が不足しており、今後活動を広げていくのであれば是非そちらにも提供してもらえると嬉しいという内容でした。
県内の園長先生が集まる園長会などでも声掛けをして、ネットワークを広げていくことはできないか?と
もちろん、ただ提供をお願いするわけにはいかないので、「出張買取のチラシなどがあれば園内の掲示板で募集しますよ」と買取の募集を手伝いたいとご提案もいただきました。
当初、こういった声かけをいただくことはまったく想定していなかったため、驚いたのも束の間、
先生方からも
「何か不用品があれば是非、出張買取をお願いします」
「ほかに商品を出品されているなら購入したい」
「こういった商品はないですか」
と声をかけられたり。
地域の図書館に行くと、まったく知らない人から
「〇〇ちゃんのお父さんですよね?寄付ありがとうございます」
と声をかけられたりするようになりました。
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まったく見返りを求めずに、無償で行うつもりでしたが寄付活動を行ったことによって多くの場面で協力して頂けることになり
今では、私一人では足りないほど、相談やお声をかけていただけるようになりました。
驚くとともに、非常にうれしい気持ちで一杯になり、文字通りパンク状態のうれしい悲鳴です。
◼️溢れる依頼と葛藤
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せっかく活動を広げていくための協力をして頂けることになりましたが、
チームもなく現在1人で活動を行っている状況。
さすがに隣の市町村まで含めると本来の自分の仕事もまわらなくなってしまうため、今は遠方のご依頼や声かけは全てお断りさせていただき、とにかく手が届く範囲で活動を行っている状況です。
声をかけていただいている状況から考えるに、恐らく、隣の市町村だけでなく県内のほとんどの施設は同じように物品が不足した状況なのだと思います。保育園や幼稚園、児童養護施設などを含めるとかなりの数です。
自分に時間や資金、ネットワークがあれば県内の施設すべてを支援したい気持ちはありますが、現状そこまでの力は私にはありません。
活動の輪を広げることができれば、日本全国の子供たちの環境を変えることができるとわかっているにも関わらず
自分一人ではどう立ち回っていけばいいのかもわからず、手が届く範囲での活動しかできないのを情けなく思っていました。
◼️とある敏腕せどらーさんの一言で得た気づき
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そんな今の状況を、とある物販関係の勉強会に参加したときに
話をしたところ、自分が当初思っていた以上の反応を
いただくことになりました。
勉強会は、参加メンバーそれぞれが、活動報告や実績報告を行っていくもので、
はじめて参加頂させていただいた私は、報告できる実績もないし...
直近の活動報告をとりあえずしておかないと
という気持ちで
「自分の自己満足として寄付活動をしてます。」
「寄付活動をした結果、たくさん声をいただけるようになりました。」
「そして今はパンク中で、この先どうしようか悩んでいます」
そんな話をしたところ
とある敏腕せどらーさんから
「普通にその活動ビジネスとしてもすごくいいですよ!」
「寄付を広告費として考えたら、とんでもない効果になるんじゃないですか?」
「今はただ広告費を垂れ流して集客しようとしてできてない業者も多いです」
そんなことを教えてもらいました。
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現在、資源の高騰や人手不足だけじゃなく、広告費の高騰も経営課題になっている。
寄付活動の結果、無償でチラシを宣伝できる面もメリットがあるし、
買取業者というと不信がられるケースも多い中、
活動を行うことで、買取業者に対する不信感も少なくしていける点で、
すごく良い活動だと思うと意見を頂きました。
そんな声をかけていただくうち、
当初、この寄付活動は1人で行っていくつもりでしたが
「ビジネスとしてもメリットがあれば活動に共感して参加してくれる人が増えるのでは?」
という気づきを発見して
今、このnoteを書くに至っています!
(ビジネス面でメリットがあるなら、興味を持つ人も多いのかなと)
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もちろん「見返りありきの活動」であってはいけない。
そこは声を大にして言っておきたいです。
純粋な活動だけに「欲」が出ると「質」が落ちますし
何より信用が一番大事だと私は思っています。
もし、ここまでの話を聞いて、少しでも興味があれば、
一緒に取り組み情報交換をしませんか?
◼️胸をはってせどりで生きてもいいかもしれない
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せどらーというと、面と向かって転売ヤーと言われることもあります。
それでも自分は立派な商売だと思って、仕事として行っていますが、頭のどこかで友人や家族、子供は本当はどう思っているのかと悩んでいた時期もありました。
特に子供ができてからは、大きくなったときに子供に職業を聞かれてなんて答えればいいのか。そう思うこともありました。
だけど、この活動をするようになってから
寄付先の先生方や保護者の方から、何か協力できないか?と声をかけていただくことも多くなり、あまり考えることがなくなったような気がします。
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ただの転売屋かもしれないけど、人の幸せを願って行動ができる。
それだけで簡単に心持ちは変わるのかもしれません。
もちろん、自分や自分の家族が第一優先です。
自分の家族の生活が大変なのにお金のかかる寄付活動を行うのはおススメできません。
お金のあるなしに関係なく支援できる活動があると思うので、
自分にできることから取り組んでいくのでいいのではないでしょうか?
私は、そういった活動を広めていきたい!と思っています。
そこで
◼️活動に興味ある人向けの無料のオープンチャット作りました!
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オープンチャットで何をするか?まだ具体的なところは決まっていませんが
僕の活動をシェアすることからはじめたいと思っています!
僕の活動をシェアしたり、同じように活動している方から事例をもらったり
特に強制的に◯◯をしましょう!ということは無いので、自分が取り組みたいと思うことにチャレンジしてもらえたらなと思っています。
活動の対象は探せばいくらでもあると思います。
野球が好き ⇒ 野球団への支援活動
おじいちゃん、おばあちゃんが好き ⇒ 介護施設への支援
動物が好き ⇒ 保護施設への支援
など
こういうことに興味ある人はぜひグループに参加していただけると嬉しいです!
・ボランティアや寄付活動をやってみたい
・子供の笑顔に繋がる活動をしたい
・せどり以外の活動を行いたい
・自分の仕事に自信を持ちたい
一人ひとりの力は小さくても、たくさんの人が行えば大きな力になります!
まずはできることから、地域の力になる活動をはじめてみませんか?
いずれはグループで一緒に取り組む活動などにも発展させていけたらと思っています。
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私自身、現状一人なので一旦保留にしていることも多いです。
園長先生からは隣の市町の保育園や幼稚園にもお話ししたいと言われていますが、お断りさせていただいていることもたくさんあるのが現状です。
ですが、こうした情報発信を通して、仲間ができたら徐々に輪を広げていきたいと考えています。
目標は、少なくとも僕が住んでいる県全体に活動を広めることです。
最初にも言いましたが、自分の生活を成り立たせることが第一なので、参加してすぐいきなり何かを始めて欲しいとは思っていません。
でも、いつか、何か機会があれば...そんな思いを持っている方のご参加をお待ちしています。
オープンチャットはこちら
https://line.me/ti/g2/EHxlwhHSYGrmYJB4OKkf_VH4m08iwOcZN4J38g?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
【寄付活動に取り組む際の注意点】
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・寄付活動は、あくまでこちらの自己満足の活動です「押しつけにならない」ことを大切にしてください。
・いらないような商品を渡したり、汚れた商品や壊れた商品など、かえって迷惑になる場合もあります。提供は責任者と事前にお話しして、一人よがりにらないようにしましょう。
・寄付したのにチラシを置かせてくれないだとか、見返りを求めた時点で有償であって活動自体の意味がなくなると私は思っています。
結果として、いろんな方から協力依頼をいただいていますが、それ欲しさに行う活動であってはならないと私は思っています。
(つまり、営利目的であってはならない。※結果として、うまく好循環が保てるのならアリ。)
・活動は無理なく継続することが大切だと思います。資金繰りが厳しいときや家庭でお金が必要な時は、何も気にすることなく一時停止していいし、また、余裕ができれば動けばいいと思います。理念や思想は大事だけれど 自分の家族を一番大切にしましょう。
・せどりで思うように稼げていないなら、まずは稼ぐ力をつけることが大事だと思います。稼いで余裕があるからこそできる活動だと思います。私自身はせどりを教える活動は現在していませんが、きちんとせどりを習える場所は知っているので、興味があれば聞いてください。紹介します。
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どんどん活動を広げられるように私も事業を磨いていきます
私自身ももっともっと、貢献の幅を広げていけるように、自分のせどり事業、買取事業を強化していくつもりです。
自分のせどりや事業を伸ばす活動、寄付など地域への貢献活動、両方を一緒に高めていけるような、そんな方々に集まってもらえるとすごく嬉しいです!
さいごまでご覧いただきありがとうございました!