家族で支え合うことの難しさ
大切な人を亡くしたときに、そばにいてくれる家族の存在は大きいです
でも、私の場合は家族と支え合うことが難しかった
支え合うようになるまでに、相当の時間がかかりました
先日、息子がオーストラリアからVISAの手続のため
一時帰国していました
そして、2ヶ月半滞在し、再びオーストラリアに戻っていきました
オーストラリアに戻る数日前、私の両親を誘って
食事会をしました
母は孫と会えなくなるのが寂しく
「行ってしまうのかい」と涙を浮かべていましたし
心配ばかりしていました
私は、息子がパースに到着したことを
心配してるであろう母に連絡をしました
すると、想像もしない返事が返ってきました
母「着いたのかい?電話の要件はそれだけかい?
なんだ、なんかいい話でもあるのかと思った」
私「無事に到着したことは、いい話じゃないの?」
母「・・・・・」
私「それじゃぁね」
母の言葉にはいろいろな解釈があるかと思いますが
この話にはオチがあります。
母は私に悪いと思ったのか、3日後にちらし寿司を作って
届けてくれました ^^
このことがきっかけで
あぁ〜そう言えば、娘が亡くなった時に
随分と温度差やら感覚の違いやらあって、家族と支え合うどころか
距離を置いていたなと思い出しました
家族といえども、全く違う人生を生きてきた訳で
大切な人を亡くしたといえ
違う価値観なんだということ
そして、大切な人を亡くしたからこそ
思いやる余裕が持てなくて
自分の価値観を押し付け合ってしまったこと
人は究極の状態では、自分を守ることで精一杯であること
だからこそ、家族間で支え合えればいいけれど
そうでない場合は、近くの分かち合いの場や
グリーフサポートを受けられる場所にアクセスすることは
大切だと思っています
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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。またの訪問をお待ちしています : )