子どもを看取る
今日は亡くなったAちゃんとご両親に会ってきました。
お母さんは、Aちゃんに治療の術がないと医師に告げられて
私に連絡をくれました。
私はあくまでも聴かせていただくだけですが
10分程の時間を使って
残された時間でお母さんがしたいこと
病院からご自宅に戻るタイミングなどを考えるために
使っていらしゃいました。
時間は特に決まっていませんが
お子さんが危機的な状況の中で自分のために
使える時間が10分だったのだと思います。
子どもが危機的な状況では
恐怖で考えるのが難しくなることがあります
刻一刻と変化する状況の中で
お母さんがお子さんにしてあげたいこと
して欲しくないことを医療従事者に伝えることは
重要です。
実際には、望むような看取りが叶ったようです。
それは、Aちゃんとお母さんの愛そのものです。
安らかに、そして ありがとうございました
私自身、娘が白血病になり再発、骨髄移植などの
決断が必要なときに、話せる人がいませんでした。
孤独で心が苦しく、よく考えられる気がしませんでした。
そんな時に、ただ黙って話を聴いてくれる存在があればと
思っていました。
「こもれび」では、お子さんを亡くした方や
現在、病気と闘っている中で、話したいことを
聴かせていただきます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。またの訪問をお待ちしています : )