愛されないのは自分のせい??
両親は暴力的な喧嘩が絶えませんでした
お互いを罵り
憎しみあっていました
私は恐怖に満ちた幼少期を送っていました
と、同時に暴力の矛先が私に向かないように
父と母には個別に愛されるよう、気に入られるよう
全力でいい子に振る舞い
怒りが起こらないように最新の注意を払って生きてきました
しかし、努力は報われない状況になったのでした
母は他の男性を好きになり、父が出張の時には帰ってこなくなりました
また、時折私の顔を見るなり
「お父さんに似てきたね」そんなことを言い始めました
父は父で私に「お前の喋り方はお母さんにそっくりだ」そう怪訝そうに
言い始めたのでした。
両親ともに私のことを嫌いな人を見るような目で見て
避けるようになったのです。
私に問題があったのでしょうか?
私が両親に似ていることは、どうにもできません。
そのことで二人が不愉快な思いをしたとしても
私にはどうにもできないことでした。
最近の話をしたいと思います
「人は勝手に傷つく」ことに気がついた時に
同時に愛されない理由は私にだけある訳ではないことにも
気がつきました。
小さかった頃の私にはわからなかったでしょう
でも、私には問題はなかった
少なくとも、両親から避けられるような理由はなかった
だから、どんなに頑張っても私が欲しい愛は得られることはなかったでしょう。
私が求める愛情は両親には持ち合わせてはいなかった
そして、両親の心の傷が私と関わることで疼き出してしまう
顔が似てる、喋り方が似てる・・・・・・
両親が愛し合う関係があれば、娘が似てくれば喜びになるけれど
両親が憎しみ合う関係ならば、嫌悪感しかない
気づいた時は正直、笑えてきました
いやぁ、参った参った!!
4月18日(木)「大切なお子さまとお別れをした親の会」の日です
大切なお子さまとお別れをした親御さんなどグリーフを抱えた者同士が集まって、サポーターである藤田に話を聞いたり、話したりすることができる場所です。
場所:〒063-0863
札幌市西区八軒3条東4丁目 3-10
(アクセス:JR八軒駅徒歩12分、駐車場有)
日時:第1・第3木曜日 10:00 ~15:00
予約・問い合わせ:藤田敏美 ✉️ haruka1043@gmail.com
< グリーフサポーター 藤田敏美の紹介 >
1966年札幌市生まれ。1987年看護師として小児専門病院に勤務。
1997年長女を出産。1歳の時に白血病と診断され、付き添って病院生活を送っていましたが2003年6歳8カ月の長女を看取ることに。
経験を基にグリーフケアの必要性を感じ2023年グリーフ専門士を学び、
グリーフサポート・親の会をスタートしました。
現在は障がい者多機能施設で看護師として勤務。