痛いおばさん

        


娘を失ったのが36歳。
心が立ち直っていくのを待ちつつ
最後に出産したのが41歳でした。

41歳で妊娠した時に
一瞬、子どもが成人したら私は・・・・と
自分の年齢を数えてみたことがあったけど、すぐに忘れた。

子どもに関係する集まり事は
どこに行っても、私よりも年下の方ばかり

息子をプールに連れて行った時
売店の人に
「おばあちゃんと一緒にきたのかい、いいね〜」
なんて言われたこともあり
訂正すらできず、笑って誤魔化したことも多々。

売店の人が悪い訳でわありませんが
一般的には孫がいても、確かに可笑しくわない年齢ですが
私は、その都度傷付いていました。

洋服や髪型を変えてみたりの努力をしたものの
”私は何を目指しているのやら・・・”と
馬鹿馬鹿しくなった自分。

育児を必死にやってきて
手が離れてきて
やっと自分の時間が持てるようになった頃には
そこそこの年齢になっていました。

しかーし! 私の人生はこれからなんです。
やりたかったこと、興味のあることに
年齢を気にしている場合ではない。

心のままに、色々と顔や手を突っ込んでいたら
気が付けば、アイドル並みのスケジュールになっていました。
どれも、これも上手くやって行けるのは
中年という年齢のなせる技ではなかろうかと
思っているのです。

夢中になれることがあって
喜びを感じながら生きられるのなら
私は、喜んで”痛いおばさん”を受け入れよう

”痛いおばさん” 万歳!!




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としみ
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。またの訪問をお待ちしています : )