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ジャイミル繁殖計画

ジャイミルワーム繁殖について

まずジャイアントミルワームとは?

ジャイアントミルワームは、ツヤケシオオゴミムシダマシという虫の幼虫の状態のことを主に言います。
また、似た種類で言うと
ミルワーム(チャイロコメノゴミムシダマシ)
の仲間になります。
ミルワーム・ジャイアントミルワームは主に熱帯魚や爬虫類などの小動物の餌として用いられることが多いです。

ミルワームとジャイアントミルワームの比較図↓

大きい方がジャイアントミルワーム
小さい方がミルワーム

基本的なジャイミルの飼育方法

主に必要なものは三つあります。

  1. ケース

上記の三つが基本となります。

1つ目 ケース

ジャイアントミルワームは普通のミルワームより大きく、共食いが多いので大きめのプラケースや衣装ケースが好ましいと思われます。

2つ目 床

床は主にふすま(小麦)や米ぬか、ラビットフードを使って育てている方が多いと見受けられます。
私も基本的にはふすまを使っています。

3つ目 餌

ジャイアントミルワームの基本的な餌は床ですが、餌の質を上げるために床だけではなく野菜などもあげます。
ジャイアントミルワームは水分が不足すると共食いをしてしまうので、水分は野菜からとります。
野菜は基本水分を多く含んだ葉野菜を与えます。
野菜は主に

・モロヘイヤ
・小松菜
・カブの葉
・ニンジン
・水菜

などが挙げられます。
私はキャベツを試してみましたがいまいち食いつきが良くなかったのでやめました。

ジャイアントミルワームに与える餌は多すぎず、食べ切れるくらいの量を与えましょう。

また、餌として使用するジャイアントミルワームには間接的に餌を与える対象の動物へと間接的に体内に入るので飼っている動物が食べてはいけないものをジャイアントミルワームに与えるのはやめましょう。

温度

先程は挙げていませんでしたが、もちろん温度も育てる上では大切なことです。

コオロギなどと比べると比較的丈夫ですが、
流石に10℃代の低音で飼育するとジャイアントミルワームに悪影響が出ます。

ジャイアントミルワームを飼育する上での理想的な温度は 25℃〜30℃程度です。
ジャイアントミルワームの食いつきも良くなります。
冬場もヒーターを使うことで成長が止まらずよく成長するでしょう。

繁殖方法

ジャイアントミルワームは先ほども言った通り、共食いを良くするので蛹になっても共食いをされて成虫に慣れないことが多いです。
なので、蛹になった個体が出てきたらすぐに取り出して、個室へ移して羽化を待ちましょう。

ジャイミルの羽化の準備

ジャイアントミルワームは脱皮を繰り返して成長していきます。
脱皮直前の個体は焦茶色で動きが少し遅いイメージがあります。
焦茶色で動きが遅く大きい個体は蛹になる前兆なので羽化用の個室へと移してあげましょう。

羽化用の個室はカイコガの蛹室のようなものです。
百均などで売っている区切りを使って作るのがベストかと思います。

個室へと移した個体は約1〜2週間ほどで成虫になります。
成虫は元いたケースへと戻しておけば床へ産卵します。
成虫は幼虫と飼育方法は変わりません。

たまにジャイアントミルワーム、ミルワームの成虫をガと勘違いしている方がいますが、ジャイアントミルワーム、ミルワームの成虫はカブトムシやクワガタと同じ甲虫です。

ミルワームの成虫の画像↓

※画像はミルワームの成虫ですが、ジャイアントミルワームの成虫もこれとほぼ同じで大きさが違うだけです。


まとめ

・飼育ケースは大きめのプラケースまたは、衣装ケース。

・床はふすまや米ぬかなど。

・温度は25℃から30℃を目安に。

・共食いを防ぐために適度に野菜を与えましょう。

この記事が参考になれば幸いです!
良い爬虫類ライフを!!

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