【ガツガツ売り込まなくても大丈夫】営業しなくても勝手に「書く仕事」が入ってくる仕組み作り。
※この記事は、「書くことを仕事にしたい」と思っている人向けです。
ライターというと、どんなイメージがあるでしょうか。
文才があるとか、書く才能がある、文章がうまいといったイメージを持つ人も多いかと思います。
当然、私もそう思っていました。
でも、いざライターになってみるとこれが意外と、そうでもないんです。当然、ある程度の文章力は求められます。が、文豪ほどの書く力は、ライターには求められません。少なくとも私の場合は、書く才能があったわけではなく、29歳のときに転職に失敗して、なりゆきでフリーライターになったという経緯があります。
文才も大事だけど、それと同じくらい、いやそれ以上に大事なことがあると分かったのは、ライターになってからです。
未経験からフリーライターになり18年
改めまして、こんにちは。29歳のときにフリーライターになり、今年で18年目となりました。京都在住の江角 悠子(えずみ ゆうこ)と申します。
ライターをあきらめて就職したり、廃業したりする仲間がいるなかで、京都で細々とライターを続けています。
これまでの実績や経歴は、個人のサイト(↓)にまとめていますので、よろしければご覧ください!
私がフリーライターになったとき、文章がうまかったわけでもなく、インタビュー経験があったわけでもありません(取材もしたことがありませんでした)。人見知りで内向的、ガンガン営業ができるタイプでもなかったし、当然、出版社とのコネもありませんでした。
どう考えても、フリーライターとしてやっていけそうにない。
かといって、会社勤めにも向いておらず、29歳でフリーライターになるまで転職を繰り返し、1つの会社に3年以上勤めたこともありませんでした(満員電車が苦手で、ストッキングを履くのも苦痛)
文才もない、取材経験もない、人脈もない「ないない尽くし」だった私が、どうやってフリーライターになり、18年も生き残ってこれたのか?このnoteでは、これまでを振り返ってみて、自分なりに取り組んで、これが良かったという具体的な5つのことをシェアしたいと思います。
〜 読んでいただいた方の感想 〜
フリーライターになったきっかけは転職の失敗
小さい頃から書くこと、本を読むことは好きだったのですが、就職活動で熾烈な競争を勝ち抜く根性はなく、出版社に就職することは最初からあきらめていました。また、作家を目指そうなどと大それたことも思いつかず、大学卒業後は、専門学校で事務職員をしていました。
ただ、書くことはあきらめきれず、日々(誰も読まない)ブログを書くことだけは続けていました。
専門学校 → 制作会社 → 広告代理店と3社での勤務を経て、4社目にデザイン会社に転職をした際、社員が社内でタバコを吸えるという環境に耐えられず4日で退職。
無職になったとはいえ、いきなり憧れていたフリーライターになる勇気もなく、引き続き転職活動を続け、「フリーライターもなれたらいいなぁ」と同時並行で活動していたところ、会社が見つかる前に、何とかライターの仕事がもらえるようになり、そのままフリーライターとなりました。
私がフリーライターになった当時、WEBはまだまだ今ほど広まっておらず、ライターの仕事といえば紙媒体がメインでした。今のようにクラウドソーシングで案件を探すなんて方法もなく、まずはライター仕事を依頼してもらうために、編集プロダクションや、雑誌、フリーペーパーを発行している編集部に、「私」という存在を知ってもらうことから始めました。
営業先は、「京都 編集」で検索したり、ライター業界を知っていそうな人にたずねたり、知り合いのつてを辿って見つけたりしていました。また、地域で発行されている雑誌、冊子の奥付に載っている編集部に直接連絡をとって、アポを取ることもありました。
会社員時代はずっと内勤をしていたので、社外の人に会うことはなく、営業とは、自分を売り込むとは、一体何をしたらいいのか? やり方もまったく分からず、名刺すら持たずに営業に行き、「名刺は作った方がいいね」と言われて、すごすごと帰ってきたこともあります。
こうした営業のやり方も、何度も失敗しながら我流で見つけていきました。最初のうちは異業種交流会にも積極的に参加し、名刺を配りまくるというのも、何度か挑戦していました。
が、なんせ私は人が大勢いるところが大の苦手。誰かにガンガン営業をされるのも嫌なので、誰かに対してそれをしたくもありません。
今でこそ、繊細さんとかHSPという言葉が広まって、こうした気質がだいぶ認知されるようになりましたが、まさに私はHSP気質で、そうしたやり方は全く向いていませんでした。
自分を売り込むことが苦手すぎて、そのうち営業に行くことを全くしなくなったのですが、フリーライターになって1年経つ頃には、営業を全くしなくても、次々とライター案件を依頼されるようになっていました。
無名の、地方に住むライターでも、書いて生きていける。その具体的な方法をこのnoteではお伝えしたいと思います。
営業をしなくても、勝手に書く仕事が入ってくる仕組みとは?
当時は、別に「営業をしなくても、勝手に書く仕事が入ってくる仕組みを作りたい」と意図していたわけではありませんでした。結果的に、これが功を奏していたのだなと思うことを、下記に挙げています。
私は2020年から「京都ライター塾」を主宰しており、上記の内容は、講座内でも実際に伝えていることです。受講生がこれらを実践し、未経験から案件を獲得し、ライターデビューを果たすだけではなく、営業せずとも依頼が来るようになったという、再現性のあるやり方でもあります。
実際、受講生にこのやり方を伝えた3〜4ヶ月後に、こんなうれしいメールをもらったこともあります。
ちなみに、「仕事の依頼がたくさん来る」のと、「稼げるようになる」とは別な場合もあるので、こちらの記事も参考に。
では、さっそく紹介していきます!
(1)公式サイト(ブログ)を持つ
まず当時の私がやっていたのが、自分のブログを書くことでした。
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