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ウェットシェービングへのいざない Vol.5

もうどうにも止まらない〜♪ 

だんだんと増えていくお道具

凝り性なこともあってか、後から後からとめどなく溢れ出るウェットシェービングのアイテムに対する探究心が止まりません
っていうか、1度は使ってみたくなっちゃうんですよね、道具って。
こういうのを世間では物欲とも言いますが(笑)

ということで順次増えていった物たちを紹介していきましょう

Muhle Purist Shaving Brush

Muhle Purist Shaving Brush Silvertip budger Karelian masur birch

MuhleのTraditionalのRazorを購入後、サイトを見ていてどうしても使ってみたくなってしまった(欲しくなってしまった)シェービングブラシがありました。
今回のエントリーはこのブラシについてのお話です。

どうしても欲しいと思った理由

アナグマの毛で最高と言われているSilver tipsと呼ばれる貴重な毛を使っている。
(心の声)最高と言われるものは1度は使ってみたいですよね!

また、熟練した職人が手作りでブラシを作っている。
(心の声)それだけで、良いブラシだってなりますもの。

ハンドル部分には北欧などで高級家具や船舶の内装などに使用される高級素材が使われている。
(心の声)きれいだな〜って思えることって大事ですよね。

ブラシ自体がリプレーサブルにできていて予備のブラシを購入することで製品寿命が大きく伸びること。
(心の声)良いと思ったものは大切に長く使いたいですから。

このような理由で欲しいと思ったこのブラシ、国内では正規代理店にも当時在庫がありませんでした。

残るは海外通販かヤフオクか。

海外通販では本家のホームページから購入できはしますが送料がかかります。また関税もかかってくるのでかなり総支払額は割高になってしまいます。他のサイトではシルバーティップ(動物毛)の在庫がほとんどなく合成毛のものばかりでした。

果たしてヤフオクに1点出ていましたよ。今すぐ落札してしまいなさいと言わんばかりに(笑)

ちょっと熟考したのち自然と落札ボタンを押していました。

価格は定価と同じ¥26000くらいでした。

Just Arrived !

Unboxingの儀です

立派な箱に入ってやってきました
手袋して触ろうかと(笑)
立ち姿も美しいですよね!
自然木から出来ているので色が薄いところもあるみたい


ブラシも使っていくと毛先が開いてきます
リプレーサブルブラシを外したところ

spec
108mm height
37mm width
material Karelian masur birch
brush head Silvertip badger
brush knot 21mm
weight 123g(実測)

シェービングブラシを使い始める前の下準備(ブレークイン)

動物毛のシェービングブラシはブレークインという使い始める前の下準備(慣らし)が必要になります。
ブレークインの方法は諸説様々なものがありますが、ここでは私がしているブレークインの方法をご紹介します。

ブレークインに必要なもの
シェービングボウル(またはお茶碗など)、コーヒー、ダメージヘア用のシャンプー、ブラシのお湯を拭くためのタオル

なお、コーヒーはドリップなどで淹れた残り(ミルクや砂糖は入れないストレートの状態で)50cc位を水で薄めて冷ましておき、全部で80~100ccもあれば十分です。そしてコップのような器に入れておきます。

私はこの4つを使ってブレークインを行っています。

それではLet's Break in !

まずはお湯をシェービングボウルに注ぎながら(シャワーを浴びるくらいの温度がいいかと思います)、シェービングブラシをお湯に潜らせます。

お湯に浸けたり、お湯の中でかき回したりしてお湯を馴染ませます(私の場合は10秒から15秒くらい)。

軽く振るってお湯を切ってから、指で優しく揉むようにしてさらにお湯を切ります。

今度はコーヒーの入った器にブラシを漬けては軽くブラシを振ってコーヒーを切りまた漬ける。
これを繰り返してコーヒーが無くなるまで続けます。

その後お湯を流しながらブラシを指で揉むようにしてコーヒーを洗い流します。これも10秒くらい流してあげれば良いかと思います。

その後軽くお湯を切ります。

次はダメージヘア用のシャンプーを少量ブラシにつけてシェービングボウルで泡立てるようにしてブラシ全体を洗います。

ブラシ全体にシャンプーが行き渡って軽く洗えたら次はすすぎです。

お湯を流しながらぬるぬるが取れるまで優しくすすいであげます。
ブラシの側面にお湯を当てながら指で揉むようにして流したり、ブラシの上から付け根に向かってお湯を流したりしながらよくすすいであげてください。

すすぎが終りブラシを軽く振ってお湯を切ったら、指で優しく揉むようにしてさらにお湯を切ります。
最後にタオルで優しくブラシを拭いてあげます(ブラシで顔を撫ぜるような動作で)。

拭き終わったらブラシを乾燥させます。
これもブラシを上向きにとか下向きにと諸説ありますが、私はホルダーを使ってブラシを下向きにして置いています。

これでブレークインの一連の作業が終わりました。

最初のラザリングは、ブラシの毛が良く乾燥した後に使い始めましょう

私はこの方法で今まで購入したアナグマ毛のブラシ4本全てをブレークインしました。

ブレークインの動画

言葉ではよくわからないという方はこちらをどうぞ(笑)

使った感想は?

それはそれは、さ、い、こ、う、です!
今風に言えば、優勝ですね(笑)
使い心地もそうですが、持っていることによろこびも感じます。
まあ、そんなことは聞いてないですよね。

それと皆さんが気になっている獣の匂い、これはブレークインする前、ブレークインした後、共に感じることはありませんでした。

当時は他に比べるものが合成毛のParkerのシェービングブラシしかありませんでしたので、それとの比較でしかありませんでした。

合成毛に比べて肌触りがソフトで、コシも柔らかくしなるような感じがしました。

少し多めのソープをローディングしたほうが良い泡が立つということ。

ラザリングの動作もゆっくりと丁寧に攪拌して(かき回して)あげるとクリーミーな良い泡が立つということ。

泡を顔に塗る時には顔面でくるくるとブラシをかき回して塗るよりは、刷毛でペイントするように塗ってあげたほうがいい感じに塗れること。

ソープを洗い流す時にはお湯を流しながら優しく指で揉むようにして洗い流したり、ブラシの上の方から付け根に向かってお湯を流してよく洗ってあげる必要があること(ソープの洗い残しがあるとブラシの寿命が短くなるそうです)。

すすいだ後はよく乾燥させること。

リプレーサブルブラシは一度使うと水分を含んで取り付け部が太くなり回転しなくなってしまうため取り外せなくなります。
これはブラシをよく乾燥させるとまた元の太さに戻るので、取り外しができるようになります。

使ってみて気が付いたことはこのような感じでしょうか。

当時、私がこのシェービングブラシを使う時はどのような時だったかというと、お気に入りのシェービングソープを使う時や、ここ一番のシェービングをしたい時などに使うようにしていました。

後日購入したリプレーサブルブラシ

Muhle Purist Shaving Brush リプレーサブルブラシ
円筒状の筒に入ってやってきました

リプレーサブルブラシは正規代理店のセールでオーダーしました。

在庫が無かったので届くまで少し時間がかかりましたが、すぐに使うものでもありませんので気長に待つことにしました。

予備のパーツは持つ人と持たない人に分かれますが、私は予備を持つタイプの人のようです(笑)

このシェービングブラシについてはこの辺で終わりにしましょう。

次のエントリーで、この後に増えていったシェービングブラシをご紹介します。
お楽しみに!

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