ウェットシェービングへのいざない Vol.8
木製ボディとビッグボディのシェービングブラシ
私が使っているシンセティックブラシでまだお話をしていなかった合成毛の2本と豚毛の1本を紹介いたします。
1つはParker Blue Wood Handle Synthetic Shaving Brushです。
そしてもう一つはSimpson Trafalgar T3 Synthetic Shaving Brushです。
豚毛のブラシはProrasoのブラシです。これはイタリアのOmegaというメーカーのOEM商品です。
Parker Blue Wood handle Brush
Parker Blue Wood Handle Synthetic Shaving Brushはその名の通りハンドル部分が木製です。
レビューなどで木製部分が朽ちてしまうなど長期の使用には向かないとの評価がありますが、一度使ってみたくて購入しました。
購入はAmazonで¥3000くらいだったでしょうか。
このブラシは20mmのknotということでかなり細身です。
また、全体に重量が軽いのと合成毛ということで軽快な使い心地がします。
約半年使ったところでは木製部分の耐久性も今のところ問題がないようです。
小さく軽量で合成毛で乾燥も早いので旅行に持っていくのにもいいと思います。
このブラシも気に入って使っています。
Simpson Trafalgar T3 Brush
Simpson Trafalgar T3 Synthetic Shaving BrushはSimpson社が作っているシェービングブラシの中でも価格が手頃でポピュラーな製品なのではないでしょうか。
Simpsonは英国の会社で全てのブラシを手作りしているとのことです。
このTrafalgarのシリーズはT1、T2、T3というように番号が増える毎にknotが太くなりハンドルも大きくなります。
私は最初にT1を購入しましたが、私の手の大きさに対して少し小さく扱いにくかったので、ヤフオクで格安にて手放しました。
その後、海外の人たちが多く使っているT3を購入しました。
このT1とT3はThe Razor Companyという海外通販サイトでの購入です。
T3は$28.5ということなのでおよそ¥4000くらいでしょうか。
T3のknotは28mmということでかなりファットなボリュームある大きさです。
そのためSimpsonの合成毛自体が上質で柔らかいのと相まって、幾分コシがないような感じの使い心地がします。
フェースラザリングをする人にはこの大きく広がって柔らかい合成毛が使いやすいのかもしれませんが、私はあまり使い良いという感じは持っていません(他に所有しているブラシに比べて)。
そして、毛量がとても多いので、合成毛にしては乾燥に時間がかかります。
海外のユーザーの評判が物凄く良かったので、一度使ってみたかったブラシだったのです。
ブラシとしては悪くはないのですが、やはりT2ぐらいの方が使いやすかったのかなと今は思ったりもしています。
Proraso Pure Boar Brush
Proraso - Pure Boar Bristle Shaving Brush
冒頭で触れましたがこのブラシは豚毛のブラシのレパートリーがとても沢山あるイタリアのOmegaというメーカーのOEM商品です。
OmegaはイギリスのSimpsonに並ぶくらい有名で人気のあるメーカーのようですね。
購入もAmazonで¥2600くらいで出来ました。
このブラシもそれまでと同じようにブレークインをしました。購入時はやはり動物の匂いがありましたが、使っていくうちに少なくなっていくようです。
豚毛のブラシはアナグマの毛に比べると硬いのですが、使っていくうちに馴染んでいくもののようでアナグマ毛のブラシに引けをとらない人気があるのだそうです。
ブラシは硬めでknotも太くコシがあり水分を多く取り込むのが特徴のようです。
私の場合はこの水分を多く取り込むことがラザリングでの泡立ちにくさにつながっているようで、ちょっと苦手なブラシでもあります。
そのためこのブラシは今はしばらくお休み状態で飾ってあるだけになっています。
このエントリーはここまでとしましょう。
次のエントリーではこのお気に入りのシェービングブラシを乗せておく自作のスタンドをご紹介します。どうぞお楽しみに!
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