ウェットシェービングへのいざない Vol.17
オープンコームベースプレート
セーフティーレーザーは基本的にトップキャップ、ベースプレート、ハンドルから出来ています。
トップキャップとベースプレートによってレーザーブレードの反り具合や張り出し具合を決めています。
このことによって肌へのブレードの当たり具合が決まってきます
またベースプレートにはセーフティーバー(クローズドコーム Closed Comb)とオープンコーム(Open Comb)の2種類があり、それぞれ異なった特徴を持っています。
クローズドコームは一般に広く多くの人が快適に使用できるように浅い溝が彫られていて肌あたりも比較的ソフトになるように出来ています。
オープンコームは文字通り櫛の形をしたベースプレートで、多くはクローズドコームよりも肌当たりがアグレッシブに出来ていて長く伸びた髭も快適に剃れるように出来ています。
Blackbird TitaniumとVector Stainless SteelのOpen Combを購入しました
今使用しているBlackbirdのセーフティーバーベースプレートは結果的には良く剃れるのですが、ブレードフィールと言いますかブレードが肌に当たる感覚が少なく肌に当たっている部分がピッタリと肌に吸い付くような感じがして髭が剃れているフィードバックがあまりありませんでした。
オープンコームとクローズドコームといえばミューレR89とR41が有名ですね
R89のセーフティーバーのレーザーはいわゆる入門用のレーザーでありながら一生物のレーザーとしても十分の機能を持っていると思います。
一方トップキャップとベースプレートを交換することで使用できるR41オープンコームはブレードの刃当たりがアグレッシブで有名なレーザーです。
最近ではこのR41で軽く肌に当てて滑らせるように髭を剃るのが私の好みになりました
そこでBlackbirdもオープンコームにしてみようということになったのでした。更にどうせならVectorもオープンコームを試してみようと。一緒にした方が送料が節約できるので。
やって来ましたオープンコームベースプレート
まずはBlackbird Titaniumから
次にVector Stainless Steel
インプレッション
まずはBlackbirdから
このオープンコームは予想通りにブレードフィールをダイレクトに感じられる素晴らしいシェービングをもたらしてくれました。
$120もの大枚を払った甲斐があったというものです
剃り味は少しは良くなったかもしれませんが、大きな違いは感じませんでした
それでも今後はオープンコーム一択です
次はVector
こちらははきりとした違いを感じることはできませんでした
こちらのオープンコームは髭を伸ばした人には有効に働くことでしょう
今後、使ってみて印象が変わるようでしたらまた報告したいと思います
TitaniumのVectorにオープンコームが無いのはSafety Barで十分ということかもしれませんね
今回のエントリーはこの辺で
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