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【#えぞ財団】連載企画「#この人、エーゾ」⑱Hokkaido Design Code四宮さん ~当事者意識を持って自分の仕事に取り組むこと。それだけで自然と”デジタル人材”になれると思う~

もがきながらも新たなチャレンジをしているひとを紹介する「この人、エーゾ」。今回ご紹介するのは、四宮琴絵さん。高校卒業後、地元企業に事務として入社。幼少期から歌が大好きで、出場していたカラオケ大会でスカウトされたことをきっかけに上京。上京後にSEとなり、そこから未来に繋がることに出会い続けています。

四宮琴絵:1976年北海道釧路市生まれ。2005年に結婚し、3人の子どもを出産。一時は専業主婦となるが、2014年にSEとして現場へ復帰。現在は、株式会社ジョイゾー 取締役COO、合同会社Hokkaido Design Code 代表社員、一般社団法人学校地域協働センターラポールくしろ 理事、釧路市DXアドバイザーを複業としている。趣味は、夫である靖隆さんと一緒にリフレッシュできるゴルフ。

株式会社ジョイゾー | ENJOY YOUR WORLD.新しい波を、楽しもう。 (joyzo.co.jp)

合同会社Hokkaido Design Code (hkd-dc.com)

夢を叶えるための上京。その先にあったのは”歌手”ではなく”システムエンジニア"

北海道の東に位置し、人口約16万人の釧路市。釧路市は、釧路湿原国立公園・阿寒摩周国立公園をはじめ、豊かな自然に恵まれており、国の特別天然記念物のタンチョウやマリモといった貴重な動植物に出会える場所でもあります。
地元が大好きで、地元を出たくないという気持ちがあったし、当時のコンビニのアルバイトがすごく面白くて。高校卒業後は、そのまま地元の企業に事務員として就職しました」と四宮さんは当時を振り返ります。特にコンビニのアルバイトでは、レジや品出しだけではなく、発注まで任せてもらったりと学生時代にはなかなか経験できないような責任のある仕事内容だったといい、とてもやりがいを感じていたそうです。また、民謡の教室を運営していた祖母の影響で幼少期から歌が大好きだった四宮さん。就職後も仕事の合間を縫って、全道のカラオケ大会によく出場していたといい、それがきっかけで今があるともいいます。「ある時、カラオケ大会の審査員の方から実家に電話が来て。『東京へ出て、もし勉強する気があれば、生活費は自己負担ですがレッスン料を支払うのでどうですか』と。突然のことで全然行く気がなかったんですが、母が『夢だった歌手になれるかもしれないから行ってみたら』と一言。私の重い背中を押してくれたんです」と話してくれました。 当時はすでに一人暮らしをしていたという四宮さんですが、上京するために実家へ戻り、準備資金を貯めることに。そして上京後、芸能事務所へ所属しますが、下積みとして歌やダンスのレッスンばかりの日々。その状況が続いたことで、生活費のことや将来のことを真剣に考えるようになり、23歳の四宮さんは、約2年間の芸能生活に幕を閉じることを決意し、都内のIT企業へ就職します。

22歳のインディーズバンド時代
現在"fripSide"で活躍中の八木沼氏とのワンショット
えぞ財団の"EZO TOUR" in 釧路川

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