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【#えぞ財団】 連載企画「#北海道経済入門」⑤ ~<番外編>地政学入門 / 北海道とロシア・前編~

北海道経済入門とは?

この連載では、小樽商科大学3年生の神門崇晶(カンドタカアキ)が北海道経済についての「今さら聞けない」 という部分を探っていきます。例えば、北海道の経済の大きさはどれくらいなのか?それを構成する北海道の主要産業は何か?など北海道経済の基本的な部分を理解していくことをインフォグラフィックを通して試みるプロジェクトです。

神門崇晶(かんどたかあき):小樽商科大学3年生。
札幌北高校を卒業し1年間の浪人生活を経て、小樽商科大学に2019年に入学。同年11月に「カレーパンドラ小樽商大店」をオーナーと共にオープン。コロナ禍により同店を休業し、2020年にYoutubeチャンネル「おたる再興戦略室」を開設。これをきっかけに、2021年4月から「札幌解体新書」の学級委員長を務める。2020年からFMラジオ局で「神門たかあきのラジオしか勝たん!」という番組をもつなど様々な活動を行っている。


導入

さて、ウクライナ情勢がますます厳しくなってきています。
ロシアがウクライナに侵攻してからの約1ヶ月間、いままであまり聞くことのなかった、「地政学」という言葉を頻繁に聞くようになったかと思います。

ですが、地政学という言葉の意味や本質に触れられずに、単なるバズワードの如く出てくるだけで終わっているように感じられます。

もちろん、いま世界で何が起こっているのか、ということを伝えるのはジャーナリズムの重要な責務だと考えています。しかし、それと併せて「なぜ、このような事態が起こっているのか」という根源的な部分を探ることはそれと並んで重要だと思います。

そこで今回・次回は、「地政学」という観点を加えた番外編をお送りします!

まず、今回の記事では、数冊の書籍を引用しながら地政学について学んでいきたいと思います。そして、北海道とロシアの歴史的な関係性を歴史的な観点も加えて日露戦争まで見ていきます。

次回は、経済に主眼を置いて、北海道とロシアの関係性を日露戦争から現在まで見ていこうと思います。 


本日のインフォグラフィック

#5 地政学入門 (3)

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