【#えぞ財団】連載企画「#この人、エーゾ」⑨帯広の有限会社ホテル十勝屋、十勝サウナ協議会・後藤さん~成績トップ銀行マンからホテル経営に~
組織のなかで、マチのなかで、もがきながらも新たなチャレンジをしているひとを紹介する「この人、エーゾ」。今回ご紹介するのは、後藤陽介さん。後藤さんは北海道帯広市の出身で、約7年間銀行マンとして働いたのち、実家のホテルを継ぎさらには、十勝サウナ協議会の会長に!
コロナ禍で苦境にたたされる地方都市、観光業と言われるなか、試行錯誤しながら後藤さんの挑戦が続いています。
後藤陽介:有限会社ホテル十勝屋取締役社長、十勝サウナ協議会会長。1987年生まれ、帯広市育ち。北海道銀行を経て実家稼業のホテル十勝屋に入社、2018年取締役社長に就任、同年とかち帯広ホテル旅館組合役員。2020年十勝サウナ協議会会長に就任。趣味はサウナ、バスケットボール。
「物心がつく頃から家業であるホテル業を継ぎたい」 父のアドバイスで銀行に就職
広大な十勝平野での農業が盛んで食料自給率はカロリーベースで1240%を誇る日本の食糧基地"十勝”の中核都市であり、お菓子や豚丼、大自然やばんえい競馬など特色を生かした観光業も盛んな帯広市。その帯広市で親子3代・50年以上にわたってホテル業を営む家庭に生まれた後藤さんは、小さいころからお調子者で活発だったと話します。小学校3年生からバスケットボールを始め、「人と話すことや挑戦することが小さいころから好きですぐに没頭した」と話します。
上京し、高校・大学と進学した後、「幼少期から当時社長だった父に憧れていて、物心がつくころから家業であるホテル業を継ぎたいと強く考えていた」ため、大手ホテルで修行したいと考えて就職活動を考えていましたが、父から「陽介は確かにホテルマンにもなるが、経営者にもなるんだ。お金の流れや経済を勉強したほうが良い」とアドバイスのもと、銀行マンを目指し北海道銀行に入行しました。
現在、有限会社ホテル十勝屋の会長である父と旅先で
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