【#チームえぞオフィス:コラム】なぜダイバーシティ経営が必要なのか?
えぞ財団が目指す「こんなもんじゃない北海道経済を創る」。
その実現に向けて現場視点で多様な働き方・価値観醸成に繋げるアクションを具体的に展開するプロジェクト、それが「チームえぞオフィス」です。
ダイバーシティ。
近年はすっかり定着した感がある言葉です。
経済産業省は、「女性をはじめとする多様な人材の活躍は、日本経済の持続的成長にとって不可欠です※1」としてダイバーシティ経営を推進しています。
しかし、なぜ企業にダイバーシティ経営が求められているのか、なんとなく理解はしていても、腹落ちしてしっかり説明はできないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回のえぞオフィスコラムでは、なぜ企業経営においてダイバーシティが求められているのかを3つのポイントに整理してお伝えします。
(文責:チームえぞオフィス 紺屋 俊)
企業経営にダイバーシティが求められる3つの理由
ダイバーシティ経営が求められる理由は、大きく3つあります。
一つ目は、人材の獲得です。
少子高齢化により労働人口が大幅に減少する中で、女性を含む多様な人材を獲得する重要性が高まっています。最近では、就職先を決める際にダイバーシティを重視する人が増えています。
二つ目は、イノベーションの創出です。
多様な視点を持つ人材が混ざることで、非連続的な成長につながるイノベーションが生まれるのではないか、という観点からダイバーシティに注目が集まっています。
三つ目は、レジリエンスが高まることです。
取締役会の構成が多様な企業の方が、リーマンショック等の危機に対して強く、回復も早い傾向にあることが統計的に確かめられています。
それぞれに分けて説明をしていきます。
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