見出し画像

今日も、バレーボールは面白い。

(ヘッダー画像は去年の写真。今年は代表戦のチケットが取れず現地観戦できず)

(昨日の結果の悔しさよりもそれ以上のさみしさで泣けてしまうので、
 気持ちの整理のためにこのnoteを書いている)


バレーボール日本代表、パリオリンピックおつかれさまでした…!!!
(男子バレーばっかり見てるヲタクなので男子の話しかしてないけど、当然ながら女子もね……!)

2008年北京オリンピックぶりの出場となった2021年の東京オリンピック(開催国枠で出場)の時は、準々決勝でブラジルにセットカウント0-3のストレート負け。オリンピックにやっと出られたけど、まだまだメダル争いには遠いんだと感じた。

いつだったか、石川選手が「オリンピックのメダルを狙う」と言い始めたころ、それは遠い夢物語だと思っていた。いままでのチームの成長曲線からみて、石川選手の代でそこを狙うのはまだ難しいんじゃないかと思っていた。でもその言葉を現実にするために、驚くほど各メンバーが、チームが年々強くなっていき、国際大会で結果を出すようになっていった。2023年のVNLでは銅メダル、今年のVNLでは銀メダルと、2年連続で国際大会でメダルを獲得するまでチームは強くなって、一時は世界ランキング2位にまでのぼりつめた。
(バレーボールの世界ランキングは1試合ごとにポイントが付与されて順位が変動する)
VNLでメダルを手にした姿を見たとき、このチームならオリンピックのメダルも遠い夢物語じゃないんだ、手を伸ばせば掴めそうなところまで来ているんだと感じた。日本代表を見始めて10年目、間違いなく今のチームが歴代最強で、このチームなら本当にメダルを獲りにいけると思った。

昨日の準々決勝では予選ラウンド1位イタリア相手にフルセットでの惜敗。第3セットで3回、第5セットで1回とマッチポイントを握った瞬間が4回もあった。そう、あと1点だった。ベスト4進出まであと1点というところまで来ていた。

最終順位は東京オリンピックと同じ7位でも、内容が全然違う。全然手の届かなかった3年前と、あと1点だった今大会。
ディグの返球率、粘り強いラリー、見る人を魅了するプレー。びっくりするぐらいここ数年で日本男子バレーの人気は国内外で高まっていて、負けてしまったとはいえ準々決勝はその期待に応えるプレーだったと思う。
(協会には誹謗中傷する人たちから選手を守ってほしい)

この3年間は特に見ていて楽しかった。面白かった。バレーボールがより一層好きになったし、選手は当然としてスタッフ陣も含めてこのチームが本当に大好きだった。でもブラン監督は今大会で退任だし、健太郎選手は代表引退だし、西田選手は代表を数年お休みする。他の選手も今後どうするのかまだわからないが、もうこのチームで試合をすることはないのが確定している。ただたださみしい。もっと見ていたかった。

来年からはまた次のオリンピックに向けて新しいチームづくりが始まっていく。監督が変わっても、新しいメンバーにどんどん入れ替わっていっても、わたしは今後も男子バレーをずっと応援していくと思う。中学生のころは体育の授業で一番嫌いだったバレーボールを、こんなに愛する日が来るとは人生どうなるかわからないものだ。きっかけとなったハイキューとの出会いに、そして実際にプレーで魅了してくれた選手たちに感謝の気持ちでいっぱいである。

10月からは国内リーグが始まる。チケットは8月中旬から順次発売開始されるそう。今回TVで見て興味を持った人がいたら、ぜひ足を運んでみてほしい。
実際に近くで見て、プレーの音を聞くのは楽しいよ。




さあ今日もバレーボールは面白いと証明しよう。

(わたしはこの言葉を聞くと感極まってすぐ泣いてしまう)

その言葉を体現してくれてありがとう。
本当にお疲れ様でした。ひとまずみんなゆっくり休んでほしいです。
またリーグ観戦にも行くし、天皇杯も代表戦も見に行くよ!



いいなと思ったら応援しよう!