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『森林技術 2021/1 No.945』をより詳しく知りたければ。

日本森林技術協会が発行している『森林技術』の2021年1月の特集はマウンテンバイクやトレイルランニングなどの”新たな森林空間利用”です。

一般の人からすると、こちらの協会も『森林技術』という会誌も馴染みのないものですが、この号の特集は、平野先生や日本の数少ないトレイルビルダーの一人の弭間さんなど、馴染みのある方々の記事となっています。日本の森林界隈でもマウンテンバイクやトレイルランニングなどへの期待が高まってきていることの現れでしょうか。

目次
●論壇 「新たな森林空間利用を考える」 平野悠一郎
●特集 新たな森林空間の利用と森林管理
 「マウンテンバイクによる森林空間利用と地域への貢献」 弭間亮
 「トレイルランニングを通じて考える持続的な自然資源管理」 千葉達雄
 「里山を未来につなぐために ―新たな森林空間利用の形」 辻村百樹

また、山岳管理に携わる人の誰もが早く実現して欲しいと願っている”ドローンによる資材運搬”の記事もあります。こちらの記事によると、ドローンで一回に運べる荷重は10kg前後、人力の10倍以上能力があるとされるも、バッテリーの改良やオペレーションの難しさなど、まだまだこれからと言ったようです。

『森林技術』一般の書店などでは販売されていませんが、メールやFAXで購入することができます。値段は送料込みで¥626-です。ということで、それぞれの記事の参考文献や合わせて読みたいHPなどをまとめておきます。


「新たな森林空間利用を考える」 平野悠一郎

2)林野庁.”森林サービス産業~新たな森と人のかかわり「Forest Style」の創造~”

4)林野庁.”2.多様化する森林との関わり”.令和元年度 森林・林業白書2020

5)田中伸彦.森林管理上留意すべきレクリエーション活動の総括的トレンド分析

7)内閣府.”森林と生活に関する世論調査”

8)平野悠一郎.マウンテンバイカーによる新たな森林利用の試みと可能性

8)平野悠一郎.日本におけるトレイルランニングの林地利用の現状と動向
―コンフリクトの表面化とランナーの対応―

8)平野悠一郎.アメリカの林地利用の調整における利用者組織の役割ー
IMBAを通じたマウンテンバイカーの取り組みー

8)イギリスの野外トレイルにおける多様な利用の調整ー湖水地方を事例としてー


「マウンテンバイクによる森林空間利用と地域への貢献」 弭間亮


「トレイルランニングを通じて考える持続的な自然資源管理」 千葉達雄


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