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Whyのちから。 2020.4.25
創造的に生きようとすれば、否が応でも内省が多くなる。何故そうなのか? Why? 自問自答の繰り返しこそが、ゼロイチを可能にする。先行している既存モデルを探して、そこに追随しようとするなら、Howだけでいい。コロナ禍で、そんな風向きが変わって来た。
誰かが自分の膨大な時間を費やして、もがきながら唸りながら編み出したアイデアを、これ幸いと拝借する輩は本当に多い。皮肉にも、高度経済成長時代はこれがために歴史的な成長を果たしたのは周知の通り。とにかく量を確保する作業こそが重要だったのだ。ニーズとそれに応える解決策も十把一絡げで事足りた頃。しかし時代は変わる。先行モデルは消えた。
そこへコロナ騒動である。経済、労働、行政、コミュニケーションなど、これまでの文脈がことごとく断たれている。突然の強制的リセットには、これまでのように誰かに責任を押しつけ、対応を求めるだけでは、真の解決には届かないだろう。大きな痛みを伴っているが、だからこそ自問のちからを信じて、未曾有の危機をイノベーションの好機としたいものだ。