還暦過ぎても。 2020.2.1
神が与えた時間は、まだしばらくあるようだ。微かな老眼と既往症の痛風。懸垂はもはや1回もできないが(多分)、軽い筋トレは毎日してるし、ジョギングはほぼ1日おきに5kmをゆっくり走っている。目線は相変わらず上向きだ。少しロマンチックに過ぎるとしても。
誰かの真似をしたことはないが、仕事上で影響を受けた人物は、まったく一方的に、松岡正剛氏と浜野安宏氏。気になる人としては、昔は藤原ヒロシ氏、最近なら菊池成孔氏。できることなら艶っぽいインテリでいたい。身過ぎ世過ぎで、ビジネスはイヤでも絡むが、どこまで行っても、居心地は良くならない。叶うならば、生産性なんて無関係の詩人がいい。
詩を書き、俳句を詠み、散歩と釣りで日々を綴れるなら言うことなし。都市に住むなんて考えられず、可能な限り田舎に住みたい。海じゃなく山。願わくば標高は500m以上。もし絶景が望めるなら極上。家は茶室のような小さな庵。庭には砂礫底の小川が欲しい。還暦はとうに過ぎたのに、まるで、扱いに困る少年のようなつぶやき。疲れてるんだな、きっと。