オレは何しに海外へ? Pt.1
私は、勉強のために人生で2度海を渡っています。
1度目はカナダ。
2度目はイギリス。
今日のお話はカナダ行きを決心する「きっかけ」になったお話をします。
目次
卒業旅行でニューヨークへ
それは、今から約20年前(..もう20年前か)の卒業旅行です。
「きっかけは卒業旅行で訪れたニューヨーク。世の中舐めてた学生は完全に覆させられた。あれ、言葉が通じないってピンチじゃん…何もできない人?っていう絶望に襲われたある日の42丁目Big Apple Hostel…」
(卒業旅行の詳細は別途記事を作成していますので完了し次第アップ及び上記にリンクします。)
生意気な大学生の舐めた考え
当時の私は、簡単にいうと世の中を舐めていたとても生意気な学生でした。
青山のイタリアンでバイトをしながら、世のサラリーマンの遊び方を垣間見たり、時給1400円+手当でコールセンターの管理者のバイトをしたり、夜はクラブでバーテンのバイトしながらDJをして、しっかり収入を得たりと。一通りやりたいことをやっていたと思います。就職活動は氷河期ということもあり、記念に一社レコード会社に書類を提出したのみで全くやる気もありませんでした。「好きなことだけやってこーや。」くらいの感覚でした。
衝撃と敗北、劣等感
そんな中、卒業旅行でNYを訪れるわけですが、そこは苦難の連続でした。
純粋に楽しめたというよりは、日本では何でもできていたはずの自分が海を渡るだけで、宿にチェックインすらできず、欲しいものを買うこともままならない、ぼったくられたり、反対に優しくされたり。
とてつもなく濃い1週間で、人生で初の衝撃と敗北感、そして劣等感を味わい、完全に自分が「無」だということを思い知らされました。
言語が異なるだけで、まともに生活できない世界があることを知り、なぜか危機感を感じたとともに、とても悔しく、深く考えさせられました。
この旅の経験自体が私の人生を大きく動かしていきます。
(繰り返しますが詳細はまた別記事で記載します)
つづく
次回pt.2では衝撃から衝動的行動へ移るまでの過程を記します。