[Day9]2024/10/24 Mi Vuelta a España=ビルバオ発アルタミラ経由でPicos de Europa国立公園へ
今日は、ビルバオを出発して、Picos de Europa国立公園に向かいます。
この国立公園、日本では、或いは世界的にはそんなに知られていないかも、ですが、トレイルも多くて、広く、良さげな山岳地帯で、ルート上にあったので、今回寄ることに決めたものです。
途中、古代の人達が描いたとして、ラスコー洞窟の壁画と並び有名なアルタミラに寄ります。
本日のルート
今日は、ビルバオを出て、まず、アルタミラの博物館に向かいました。
その後、フェンテ・デにいくつもりだったのですが、少し戻ってサンタンデールに寄って、本日の最終目的地のフェンテ・デに向かいました。
アルタミラ
アルタミラの博物館にいきました。
アルタミラの洞窟そのもの、また、実物の壁画は、保護の観点から、公開はされておらず、博物館にレプリカがあるのみです。
アルタミラの壁画は旧石器時代に牛、イノシシ、馬等が描かれたもので、世界遺産になっています。
大体15,000年前後前のもので、年代によって、画風(?)が変わっています。白や黒の線だけで表されたもの、色が加えられたものという感じで。
サンタンデール
予定していなかったのですが、サンタンデールに寄ることにしました。
その理由は、時間もあったのもあるのですが、ラーメンが食べたくなった、ということです。
この辺りで、それなりの日本食が食べられる都会、というと、サンタンデールくらいしかないな、と。ここで行かなかったら、多分日本に帰るまで食べずじまいだろうな、と思い、ちょっと足を伸ばすことにしました。
行ってみると、とても綺麗な海沿いの街でした。
前日のBBVAと同様、サンタンデール銀行も調査したことがあり、出張で来ておけばよかったな、とw
Googleマップの評価、口コミを見て、サンタンデールの”相撲”という日本食レストランにいきました。
ラーメンとサーモンの細巻きを食しました。
ラーメンは豚骨(といってもそんなに臭くない)、でした。
全く期待していなかったのですが、意外に美味しかったです。
店主の方は日本人で、元々、サンセバスチャンあたりで雇われでやってたそうなんですが、奥さんの地元、ということで、こちらに店を出されたとのことで、他の日本食レストランは中国の方がやっていてラーメンはここが一番、と言ってました。
ごちそうさまでした。
Picos de Europa:道中、ビジターセンター
サンタンデールのスーパーで、明日以降で山歩きの時の食料(ラップ、りんご、バナナ、ナッツ等)を買って、本日からの宿のあるフェンテ・デに向かいます。大体2.5時間ほどのドライブ。途中から山あいの道になります。この道が、相当長い区間で、片側工事をやっていて、結構、停止時間を取られました。交通量もそれなりにありました。
ま、停止している間に周辺の写真が撮れたのは良かったですが。
途中、Picos de Europaのビジターセンターに寄りました。
Picos de Europaは”ヨーロッパの頂、峰々”の意味で名付けられています。
ほぼ全ての岩は石灰岩、高山性のカルストです。
最高峰は、2648mのトーレ・デ・セレード、2400m以上ある峰々も多々あります。一帯は登山家や山歩きをする人らに人気があるそうです。
ビジターセンターでは、この山岳地帯の地形、動物等の自然の説明に加え、他の有名な山岳地帯(ヨセミテ、パタゴニア、ヒマラヤ等)を説明するものも展示されていました。
Picos de Europa:フェンテ・デーパラドール
Picos de Europaには、観光客が泊まれるところも多く、今回宿泊する、フェンテ・デは、2000m超まで登れるケーブルカーの出発駅になっており、山をいくつか歩くのに、最適なため、ここに宿を取りました。
フェンテ・デには二軒ホテルがありますが、せっかくなので、と、ちょっと贅沢ですが、パラドールにしました。
部屋は流石に良いです。
また、周りが山、牧草地に囲まれ、部屋からもよい景色が楽しめます。
ちょっと紅葉には早いですが、色が変化してきており、綺麗な風景です。
山の中で、食事をするところも限られるので、ハーフボード(朝夕食付き)で予約していました。
夕食も前菜、メイン、デザート、と美味しい料理が提供され、満足でした。
今日はかなり長時間、運転をして疲れたので、すぐに眠れそうです。
明日から、山歩きをするのですが、どうも天候がイマイチのよう、明後日はよい模様、なので、明日は一日休養、でもよいかな、と思っています。
明日考えます。
では、おやすみなさい。
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