[Day13]2024/10/28 Mi Vuelta a España=スペイン北西海岸線ドライブ、地の果てフィステーラから、巡礼終着駅のサンティアゴ・デ・コンポステーラへ
昨日もかなりの長時間ドライブでしたが、今日も長い距離のドライブです。昨日とは打って変わり、本日は海岸線中心のルートを走ります。
本日のルート
海沿いの景勝地を巡ります。
今日回るあたりは、いわゆるガリシア地方、日本でも、タコのガリシア風、というスペイン料理が有名かと思います。
オビエドを出て、ユニークな岩の景色が臨めるPlaya de Las Catedralesに向かいます。
その後、内陸を通り、A CoruñaのTorre de Hércules(ヘラクレスタワー)に立ち寄ります。
それから、スペインの西端の灯台Faro Touriñán、巡礼の”地の果て”FisTerraを巡り、今日の目的地のサンティアゴ・デ・コンポステーラに行く600km強のドライブです。
オビエド
昨日は聖堂をチラッとみて、シードレリアに飲みに行っただけなので、街中をほとんど見てないので、朝食後、少し歩いてみました。
都会だけどこじんまりいい街だな、というのが昨日の印象でしたが、やはりそうでした。古い街並みの中に新しさも感じるところがあり、時間があれば、もう一度立ち寄りたいと思いました。
オビエド大学の建物も見ましたが、ヨーロッパの大学の建物、歴史を感じさせていいですね。
Playa de Las Catedrales
オビエドから1時間半ほどで、プラヤ・デ・ラス・カテドラルにつきました。
Googleのリンクのようなアーチ上、洞窟の岩は見られなかったのですが、波の侵食でユニークでダイナミックな岩壁を見ることができました。
満潮ではなかったので、少しの砂浜に降りることができました。
一部の岸壁については、沖縄の万座毛を思い出しました。
ヘラクレスタワー
次の目的地は、ア・コルーニャにあるTorre de Hércules:ヘラクレスタワーでした。
ここは世界遺産に登録されています。
建造から1900年以上も経った古代ローマの灯台としては、現在も唯一機能しているものとのこと。
Wikiによるとヘラクレスの由来は神話で語り継がれており、ヘラクレスが怪物を倒して、その首を武器と共に埋葬し、その上に町を築かせたが、これがア・コルーニャの紋章に描かれているということのようです。
日本からの訪問者も多いのか、日本語のパンフレットもありました。
月曜日だったからか、運よく、入場料が無料でした。
スペインの西端の灯台Faro Touriñán
ヘラクレスタワー見学後、更に1時間半ほどで、スペインの西端の灯台Faro Touriñánにつきました。
スペインの西の果て、眼下に広がるのは大西洋、岩壁に打ち付ける波は高く、飛沫をあげていました。
ここは、それほど人が多くなく、美しい景色をゆっくり堪能できました。
地の果てフィステーラ
陽もかなり落ちてきました。
フィステーラに向かいました。
”フィステーラ”という地名は”地の果て”という意味です。
カミーノ・デ・サンティアゴを終えた多くの巡礼者が、”地の果て”まで、巡礼の道を延長し、巡礼の旅の終える、という場所になっています。
着いた時には、巡礼と思われる方々が岬の先端で夕陽を今かと待っている感じでした。
私はサンティアゴに着くのが遅くなってしまうので、夕陽を最後まで見ずにフィステーラの岬を後にしましたが、美しい景色を楽しむことができました。
ここで、なぜか”那智勝浦/Nachikatsuura”の文字を目にしたのですが、巡礼の道と熊野古道にちなんで、今年、交流協定を結んでたのですね。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ到着
暗くなってから、ようやくサンティアゴに到着しました。
実は、今回は、暗くなってから、あまり運転をしていなかったのと、サンティアゴ、かなり道が難しく、ー狭かったり、石畳が多かったり、駐車場が見つかりにくかったりー、だったので、ちょっとドキドキしました。
が、なんとか無事宿に到着し、近くのバルでタコのガリシア風を食べ、休みました。
バルでは、ポルトガルの巡礼の道を歩き終えたところのチェコの人と会いました。14日間300km、で、実は2回目、休みがもっと取れたら、スペインやフランスにも行きたい、とのこと。
いろんな巡礼があるようですね。
本当に長い1日でした。
明日はサンティアゴの街を観光します。
おやすみなさい。