木造もS造もRC造も構造の基本は同じ

木造も鉄骨造もRC造も
柱・梁からなる架構で作る工法は
材料の特性や計算方法こそ違うものの
構造の考え方の基本は同じ

1級建築士の製図や
2級建築士のRCの製図をやったことのある方は思い出してみてください
プランニングをする上で初めに考えること
グリッドを決めてそこに柱を配置する
柱と柱の間に梁を架ける
そしてゾーニングなどを並行して検討していく

木造も一緒でまずグリッド(構造区画)を決めてその四隅に柱を立てる
その柱と柱の間に梁を架ける
柱の下には柱を立てる
それを考えながら間取りを作っていく
これが耐震・揺れにくい家の基本中の基本

梁を掛けるには両サイドに柱を立てる

鉄骨造はブレースなど、RC造はRCの壁などを耐力壁とする
木造も筋交いや面材を張って側面を固める

鉄骨造やRC造はデッキプレートやRCスラブで床面や屋根面を作る
木造は合板や火打ちで床面や屋根面を作る

イメージは箱を作ってそれをくっつけたり積み重ねたりしていく
箱の側面や上下に穴を開けて箱どうしを行き来できるようにする

木造住宅は小規模だから
今までそれでやってきたから
構造は考えなくていい ではない

そこに住まう人が安心して
何年経っても不自由なく暮らせる家
そのためには構造の基本を考えるべきであり
その基本は木造もその他構造と同じ

それを実現できるのが
構造塾推奨の意匠段階で考えていく
"構造計画ルール"

↓【構造塾#115】耐震の肝 「構造計画」
https://m.youtube.com/watch?v=yTCgSuo6hSE


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