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ひょんなことから

今まで通ったことない道を歩く

残念ながら人生で
陸上とはほぼ無縁だったけれど

息子のぽっちゃり体型を
引き締めたい思いで通わせた

ランニングの教室で
夏休みの陸上大会について知らされ

母の悪ノリとゴリ押しで
陸上経験ほぼ0の息子は出場することに。

せっかく子どもが頑張るならと
申込み用紙の欄外に書いてあった

会場ボランティア募集に
ついノリで応募。

今年の酷暑も相まって
前日や当日には

どうして応募したのだろうか?
と自問自答し続け、会場へ。

受付して、
自分の係について説明を受ける。

なんとかできそうな仕事で一安心。
同じ係の方も優しくて、さらに安堵。

息子は”飛び入り参加”的に
走り幅跳びと100Mに出場した。

走り幅跳びの踏切までの歩数を合わせる
足合わせなんかもせずにジャンプ。

3回跳躍して
回を重ねるごとに成績は伸びた。

100Mでは
初めてだろうクラウチングスタートの

足の合わせ方を全く知らず
ほぼ右と左の足の位置が同じな

おもしろクラウチングで
スタートダッシュどころか

スタート失速しつつも
ゴールまで走り切ったのだった。

結果はともあれ
あんな「陸上やってます!」の雰囲気の中

ど素人でよく参加したなと
背中を推した我ながら、反省と感動。

市の陸上大会にはたくさんの人が関わり
そしてたくさんの選手が参加し

この真夏の空の下、朝から夕方まで
みんなが汗を流していた。

初めて関わるわたしに
たくさんアドバイスをいただいたり

また来年も手伝ってー!
そう言ってもらえたり。

思いの外
お年を召された方が役員をやっていて

どこもこんな人たちで
支えられているんだろうと感じたり。

悪ノリとゴリ押しで始まった陸上は
結果とても楽しく、良い経験に。

陸上というご縁のなかったテーマで
また一つ人生に彩り。

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