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なんでなん?

つい言ってしまう癖ワード。

片付けしない
→広がったままで平気なん?

歯磨きしない
→歯、なくなるやん

対向車ウィンカー出すの遅くて右折できない
→曲がれたやん

ラップの切れが悪すぎる
→誰がこれでOK出したん?

包装の中の包装の中の包装の中の商品
→マトリョーシカ?

事あるごとに、ついつい「なんでなん?」と言ってしまう。

特に子どもが生まれてから小さい頃は、自分の意図することが伝わらず、「なんでなん?」祭りだったと思う。

きっと、すべてを思い通りにしたかったのだろう。

自分の正しさを守るために
〈なんでそんなことするん?私のやり方にしたら正しいのに〉
という隠れた裏の気持ちが隠し切れてないなーと、今なら思える。

おそらく時間がまぁるくしてくれたのか、1択の人生から少しは選択肢広がったかな、多分。。

と同時に、どうして?という本来の使い方に変換して使用できるようになってきた、と最近気づいた。

片付けしない
→狭い空間が好きですか?

歯磨きしない
→まだ食べた後の余韻を感じてたい?

対向車ウィンカー出すの遅くて右折できない
→ギリギリまで直進したかった?

ラップの切れが悪すぎる
→ラップに対する期待値、教えて!

包装の中の包装の中の包装の中の商品
→開けるときの楽しみ倍増させてる?

右があって左があるように、基本があってこその応用。

40代にのっかって、昔の堅物な自分があったからこそ、そのアレンジメントができてきている気がして、今ではちょっと愉快。

自分たらしめるものは、今まで起こったことのすべてで成立しているんだな。

なんでなん?の使い方の可能性を、自分の癖でもっと広げて深めたい!今日このごろ。


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