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ダラットインターナショナルスクール • ペナンのインターナショナルスクールから子供が世界に羽ばたいた

異文化に放り込まれ、人は皆それぞれ違うことを体得し、英語を使いこなせるようになって、息子の人生の選択肢は大きく広がった。

世界で自由に生きていく土台が築けたので、思い切って飛び込んだマレーシア移住は大正解でした。海外のインターナショナルスクールや教育移住に関心がある方に、マレーシアのペナン島を自信をもってお勧めします。

こんにちは。
2013年から2022年夏までマレーシア • ペナン島に滞在し、インターナショナルスクール3校目のアメリカ式カリキュラム Dalat International School を Graduation with Honors で卒業、この秋からスペイン • バルセロナの某大学に進学した息子を持つシングルマザーです。

日本を取り巻く諸々の状況から海外移住や教育移住、親子留学が今までになく盛んになってきておりTwitter を通して相談やアドバイスを求められることがよくあります。

特にシングルマザー、予算に限りがある親御さん、子供の語学力に不安がある方やマレーシアに関心のある方などから、マレーシアのどの都市がいいのか、インターナショナルスクールのおすすめは?、息子さんの卒業した学校はどこ?、現地でしっかりサポートしてくれるエージェントさんは?といった質問をよくいただくので、私の経験をお話しします。

子供が在学中 Twitter では学校名を伏せていたダラットインターナショナルスクール(Dalat International School)が私の理想とする素晴らしい教育を行なっていることや、また、一般的な『寮』とは全く違うファミリースタイルの寮生活が、ティーンの人間形成の場としてどれだけ魅力的なものであったかについてもお伝えします。

そして、これは私が特別な親だからではなく、子供にそのような世界を体験させたいと本気で望むのであれば十分可能だということも、強調したいです。

私には経済的にサポートしてくれる夫がいるわけでも、実家がリッチなわけでもありません。ニューヨークで子供を産んだ時から、ずっとシングルマザーです。

オンラインの英会話講師をしながら物価の安いペナン島で生活コストを東京生活の約3分の1に下げることで、なんとかやっていくことができました。

最後の数年は難しい年頃の息子との母子生活に危機的な状況が生まれ、息子をインターナショナルスクールの寮 Boarding Program へ入れるという想定外の展開になってお金がかかり、大学への進学資金はなくなりました。

それでも my 人生デフォルトである『見切り発車』で息子をスペインの大学に送り出してしまったので、これからが更なる正念場です。笑

とは言え、結果的にこのダラットの寮生活がメガホンで叫びたいほど素晴らしい体験になりました。いま息子が持つ世界観は、ここで経験した様々なバックグラウンドを持つ生徒たちや、愛あふれる寮父母さんたちとの共同生活なしにはないと断言できます。

子供の開かれた未来につながるマレーシア移住やマレーシア • ペナン島のインターナショナルスクールは手が届くところにあります。迷っている方の背中を押すことができれば嬉しいです。

なぜマレーシア? なぜペナン島?

バトゥフェリンギの海


ペナン島へ来ることになった経緯は、かなり前にブログのこちらの記事に書いたので、ここではざっと要約すると、

① 自分らしさを発揮することが難しく、没個性の人間を生み出す日本の教育への不満
② 多様性の中で育つことの重要性
③ 世界の共通語 = 英語を使えるようになるための英語での教育
④ 東日本大震災以降の汚染状況の中で、子供を東京で育てることの難しさ

このあたりが理由です。

当時一刻も早く東京を脱出したかった自分が、マレーシアのペナン島を選んだ理由は、物価が安く、多民族国家であり、予算が少なくても行かれそうなインターナショナルスクールを見つけたからでした。

正直な話、あの頃は何処へ行くかはそれほどこだわりを持っておらず… 。下見に行く経済的余裕もなかったので、エイッ!と思い切ってから、ひと月半でマンションを引き払い、当時小学3年生だった息子を連れ飛行機に乗りました。あのとき決断して本当によかった!

ペナン島の生活費が安いというのは、大きな魅力です。東京では家賃を払い、ご飯を食べ、フツーに生きていくだけで精一杯。子供を私立の学校、ましてやインターナショナルスクールへ行かせるなど、全くもって無理な話。でも、ペナンなら可能だったんです。

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